内容説明
アシラの陰謀が暴かれた。ミサイアネスの指揮官は、皆殺しを叫ぶ!“太陽の国”の未来に希望を託すため、残されたわずかな時間で、自分の命とひきかえにアシラは男児を産み落とす。この子は、“太陽の国”の新たな礎。王子誕生とともに、戦いの火蓋が切られた!2002年度IBBY(国際児童図書評議会)推薦作品。2002年度ミュンヘン国際青少年図書館主催ホワイト・レイブンス特別賞受賞。アルゼンチン国内での受賞多数。
著者等紹介
ボドック,リリアナ[ボドック,リリアナ][Bodoc,Liliana]
1958年、アルゼンチンのサンタ・フェ生まれ。クジョ国立大学にて現代文学を専攻。教師を経験後、南米大陸の神話や先住民文化を題材にしたファンタジーの執筆を決意。2000年に初の著書となる「最果てのサーガ」シリーズを発表し、南米でベストセラーとなる。自国で数々の賞に輝いたほか、2002年国際児童図書評議会推薦作品にも選ばれ、欧州各国で翻訳されている
中川紀子[ナカガワノリコ]
上智大学外国語学部イスパニア語学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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