出版社内容情報
学園の怪事件を解決する部長神保雷太の名推理。
神保雷太は花園学園中学の2年生で探偵クラブ部長。「すべての事件には動機がある」と、学園の怪事件を仲間と次々に解明していきます!
花園学園中学校、略して「花中」の探偵クラブは、創立時から存在する伝統あるクラブ。現在中2の部長・神保雷太を中心に、個性豊かな部員たちが活動し、学園におこる怪事件を解決していきます!
▼真夜中、ドアを強くノックするような音に悩まされていた担任の松阪先生の家に、科学的な分析の得意な部員の橋本健介と泊まって、怪現象をスピード解決! 一躍有名になった探偵クラブに、今度は男子中学生の幽霊を見たといううわさや、学校近くの民家から、真夜中に音楽室で毎夜ピアノの音がするという通報があった。「すべての事件には動機がある」をモットーに動き出した探偵クラブだったが、何年も前に亡くなった生徒の名前の答案用紙が雷太の家のポストに入っていたり、顧問の大泉先生のカギをかけた机から数学のテストの答案用紙が消えたり、美術室の椅子が不思議な形に並べられていたり、と謎は深まるばかり。さていよいよ神保雷太の名推理が冴え渡ります!
●1.花園学園中学校
●2.真夜中のノック
●3.事件解明
●4.びしょ濡れの少年
●5.怪事件の始まり
●6.証言者は語る
●7.真夜中のピアノ
●8.美術室の怪
●9.兵藤倉之助
●10.交霊会
●11.トリック
●12.怪しい明かり
●13.幽霊の目的
●14.岩波先生
●15.動機
●16.作動開始
●17.音源トリック
●18.怪事件の検証
●19.トリックの検証
●20.幽霊の謎
●21.呪われた先生
●22.最終解決に向けて
内容説明
環境の良い学園と、気心の知れた仲間たちに囲まれ、ぼくは、楽しい学生生活を送っていた。少なくとも、あの事件が起きるまでは…。探偵クラブ部長・神保雷太(中2)。先生を悩ませた怪事件を軽々と解決。さて今度は真夜中に音楽室のピアノが…。
著者等紹介
田島みるく[タジマミルク]
漫画家。1958年生まれ。明治大学農学部卒業。現在、埼玉県所沢市在住。コピーライターの夫、長男俊介、長女日奈子、次女菜乃子と5人暮らし。『ぼくら!花中探偵クラブ―学園をおびやかす謎の幽霊事件』で、長年の夢だった10代の少年少女向けの本格推理読み物に挑戦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。