出版社内容情報
子どもが素直に育つコミュニケーションのコツ。
何に気をつけ、どんな姿勢で、どのような言葉で子どもに話しかければ、素直な子に育つか。普段何気なく交わしている会話から見つめ直す。
何気なく交わしている日常の会話。いまさら、子どもとの会話のやりとりを見つめなおすことなんて、あまりないものです。しかし、実はとても重要! コミュニケーションのとり方次第で、のびのび元気な子に育つか、すぐあきらめてしまう子になるか、キレやすい子になってしまうか……が、決まってしまうといっても過言ではないかもしれません。
▼では、どうすればもっと子どもの気持ちがわかり、素直に才能を発揮することができるのか。何に気をつけ、どんな姿勢で、どのような言葉で子どもに話しかければよいのか……。本書では、よく交わされる会話を見開きごとに挙げていきます。長年教育学・子育ての研究をしてきた著者が、知らない間に溝ができる理由、子どもが素直になってくれない理由を解説。
▼幼稚園から小学校中学年の子どもを持つ母親・父親のために子どもを伸ばす親の会話力を養うことを目指す。家族と話す子は幸せになれる。汐見流親子会話術の極意。
●はじめに
●第1章 会話ではじまる、親子のすてきなコミュニケーション
●第2章 会話で伸ばす、子どものコミュニケーション能力
●第3章 子どもを素直に育てる会話のルール
●第4章 子どもとの会話をハズませる話し方
●第5章 子どもを素直に育てる話し方の技術をもっと磨くために
●ちょっと長めの「あとがき」
内容説明
親子のコミュニケーション会話術、会話がもっとスムーズになるヒント50。
目次
第1章 会話ではじまる、親子のすてきなコミュニケーション(「いい感じだね」―会話で育てる子どもの自信;「○○ちゃんはどちらがいいのかな?」―“自分で選ばせる”ための会話を工夫する ほか)
第2章 会話で伸ばす、子どものコミュニケーション能力(「がんばって!」「がんばらなくていいのよ」―上手に使いわけるコツ;「お母さん、だんぜん、応援しちゃう!」―子どもが楽しんでいるときは積極的にバックアップする ほか)
第3章 子どもを素直に育てる会話のルール(「あなたは何を考えているの?」―子どもは宇宙人、話を聞いてみないとわからない;「わッ、大きいね」―感じたことをまず口にする ほか)
第4章 子どもとの会話をハズませる話し方(「私はこう思います」―感じたことを素直に表現することになれていない;「そうだね」―世間が同意する答えは、「おりこうさん」の答え ほか)
第5章 子どもを素直に育てる話し方の技術をもっと磨くために(「おはよう!」―はじめのうちは、あいさつはお母さんからいうのがコツ;「ヤダ!」―全部「ヤダ!」の反抗期。さあお母さんは大困り! ほか)
著者等紹介
汐見稔幸[シオミトシユキ]
1947年生まれ。東京大学大学院教授、同教育学部附属中等教育学校校長を経て、白梅学園大学・短期大学学長。東京大学名誉教授。専門は教育人間学。子供の教育に幅広くかかわる教育者。NHK教育テレビをはじめとする子育て番組などのコメンテーターとして人気。NHKと民放でつくる放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会の委員長も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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