出版社内容情報
顔を撮り続けたアラーキーの「いい顔」論。
生き方はすべて顔に出る! 写真家生活50余年、「顔に始まり顔に終わる」というほど顔を撮ってきたアラーキーだから言える「いい顔」論。
「あの人はいい顔してる」と言うことがあります。とても魅力的な表現ながら、どういう顔がいい顔なのかわかりにくい面もあります。
▼そこで本書では、写真家荒木経惟さんが、いい顔についてあらゆる角度から論じ、いい顔とは何か、どうすればいい顔の持ち主になれるのかについて、徹底的に語りつくします。
▼アラーキーの呼び名でおなじみの荒木経惟さんは、2010年5月で70歳を迎えます。また、写真家生活も50余年になります。09年に自身のからだに見つかったガンと闘いながらも、過激な問題作を次々と発表されています。
▼一方で、荒木さんが思い入れをもって撮影してきたのは、“顔”です。自身の写真家生活は「顔に始まり顔に終わる」と言い切り、いまなお、『日本人ノ顔』シリーズなどを通し、顔を撮り続けています。
▼顔をテーマにしながら荒木さんのお話は、女性観、男性観、人間観、死生観にまで広がり、この写真家の人間への興味、思索の深さには唸る思いがいたします。
▼政治、社会、文化、芸能、スポーツ……、あらゆる世界で「いい顔」が少なくなったいま、多くの方に読まれ、この国に「いい顔」があふれることを願う一冊です。
●第1章 顔こそヌードだ
●第2章 いい顔のつくり方
●第3章 女のいい顔
●第4章 男のいい顔
●第5章 顔は見られてこそ磨かれる
●第6章 みんなが知ってるあの人の顔
●第7章 街が顔をつくる
●第8章 死に顔で人生がわかる
●あとがたり
内容説明
顔に始まり顔に終わる。写真家生活50余年の到達点は顔だった。アラーキー生誕70年記念出版。
目次
第1章 顔こそヌードだ
第2章 いい顔のつくり方
第3章 女のいい顔
第4章 男のいい顔
第5章 顔は見られてこそ磨かれる
第6章 みんなが知ってるあの人の顔
第7章 街が顔をつくる
第8章 死に顔で人生がわかる
著者等紹介
荒木経惟[アラキノブヨシ]
1940年東京都台東区三ノ輪生まれ。千葉大学工学部写真印刷工学科卒業。63年電通入社。64年「さっちん」で第一回太陽賞受賞。71年青木陽子と結婚。新婚旅行の記録を私家版写真集『センチメンタルな旅』として限定一〇〇〇部自費出版する。72年電通を退社し、フリーランスに。次々と問題作、話題作を発表し、天才アラーキーの異名をとる。国際的な評価も高く、ヨーロッパやアメリカで数多くの個展も開催している。2002年より『日本人ノ顔』プロジェクトをスタート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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