出版社内容情報
古今東西の言葉に学ぶ生き方の知恵。
生死を彷徨う病の体験を経て人生の針路を見出した著者が、古今東西の叡智を紐解きながら、いのちを輝かせて生きる人々の姿を描く。
「天に棄物(きぶつ)なし」という言葉がある。
▼人間の目からは失敗したように見えたり、ツイていないと思える出来事であっても、天にとっては何一つ棄てたものではない。天は、そうした出来事を通して、私たちに大切なことに気づかせ、実りある人生へと導いてくれている。
▼だから、どんな人生にも意味があるのである。
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▼本書は、有名無名を問わず、それぞれの持ち場で人生の最善を尽くし、キラリと生命を輝かせた人たちを、19の話にまとめたものである。
▼「人の心に塔を建てよ」高田好胤師の言葉で人生が変わった笠川慶道さん。
▼鍵山秀三郎氏との出会いで、経営方針が一変した伊藤信幸さん。
▼妥協を知らないカリスマ左官・挾土秀平さん。
▼……一つの道に徹し、一つの灯火をともし続けた人たち。ささやかな一灯ではあっても、やがて周囲を明るく照らしてゆく姿は、読む人に生きる勇気と、人生を100%生かす活力を与えてくれる。
●はじめに
●第一章 いのちの賛歌
●第二章 父母の恩愛
●第三章 師の恩と友の益
●第四章 宇宙と人生
●おわりに
内容説明
鍵山秀三郎、坂村真民、そして懸命に生きる市井の人たち…一つの道に徹して、生命を輝かせた19話。
目次
第1章 いのちの讃歌(中央アルプスと『伊那谷の老子』―加島祥造さんのこと;断食と瞑想は原初の生命力を蘇らせる―復活する下村湖人;日常生活でおきる出来事はすべてOK!―山川紘矢・亜希子夫妻のこと;妥協することを知らないカリスマ左官―挟土秀平さんの挑戦)
第2章 父母の恩愛(母性性はいのちの源―「杜子春」にみる父母の愛;障害を負った人たちが営む夢多き豆腐屋さん―斉藤寛明さんの奮戦始末記;観音様の使いとして人々の心身を癒す―米村春美さんのヒーリング;母子の絆が幸せな人間をつくる―湯川れい子さんのメッセージ)
第3章 師の恩と友の益(我に苦難に耐え得る力を与えたまえ―山口良治さんの闘い;断食をして不始末を詫びた二宮金次郎;心に塔を建てよ―高田好胤師と笠川慶道さん;出会いは人生を変える!―鍵山秀三郎さんと伊藤信幸さん;打つ手は無限!―秋沢志篤さんが学んだこと;マザー・テレサに学ぶ―堂園晴彦さんとNPO「風に立つライオン」)
第4章 宇宙と人生(天空に舞うオーロラからのメッセージ;月と惑星の黄昏の天空ショー―坂村真民さんの早天の祈り;日本の精神的地平を拓く―空海の求道;捨て果てる―良寛の生き方が教えるもの;天を仰いで心耳を澄ます―聖徳太子と神道の宇宙観)
著者等紹介
神渡良平[カミワタリリョウヘイ]
1948年鹿児島生まれ。九州大学医学部を中退後、雑誌記者などの職業を経て、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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