内容説明
誰もが「好かれる人になりたい」と思っている。そのために自分を偽り、言いたいことを言えずにいることも多い。しかし、偽りの自分で好かれたとしても、人は幸せにはなれない。本書では、好かれることと幸せであることが同じような意味において、好かれる人を考える。完璧な人間になれば好かれるはずであり、自分が好かれないのは弱点があるからだ、と思ってはいないだろうか。しかし、弱点があっても、好かれる人にはなれる。ではいったい、人は、どんな言動に触れたときに相手に好意を寄せるのか。「好かれる人」と「嫌われる人」の違いは何か。具体例を挙げながら解き明かしていく。「ありのままの自分」で「好かれる人」として生きてゆけるようになるヒントが詰まった、人間関係に悩む人、待望の一冊。
目次
第1章 大切なのは「心」のふれあい(コミュニケーション能力をつける;信頼を得る;ありのままを受け止める)
第2章 誰もが分かってほしがっている(相手の気持ちを汲み取る;聞き役にまわる)
第3章 相手を理解するということ(何をどう言えばいいのか;報われない努力への処方箋;その場の状況だけでなく全体を見る)
第4章 一緒にいて心地よい人になる(今を楽しむ人になる;自分の感情を説明する;劣等感を克服する;現実を理解し、認める;社会的に成功しても心は満たされない)
第5章 自分を受け入れる(格好つけるのをやめる;好かれるために努力しない;己をわきまえる)




