出版社内容情報
兵法書として知られる同書の115項目に、平易な訳文と解説を加え、現代の仕事観や人生観を考える際にも役立つ一冊。
生涯不敗の宮本武蔵が著した兵法書。「地」「水」「火」「風」「空」の5巻からなり、武蔵自らの修業の集大成として、書き上げたといわれている。
▼その内容は、生きるために自分の弱さに克ち、他者に勝ち、組織を存続させるために勝つ方法を解くなど、「勝つため」の兵法の知恵から始まる。「勝つため」には、戦いにおいていかに先手をとるかなど、実戦で役立つ戦略や具体的な心構えも解く。そして、その合理的な考えは、現代に通じるものも多い。
▼本書では、「地の巻――生きることは勝つこと」「水の巻――我に勝ち人に勝つ道」「火の巻――主導権を握るための自己・組織の戦略」「風の巻――現代に生きる危機管理の心得」「空の巻――迷いなく生き抜くこころ」とし、原文に現代語訳をつけ、さらに武蔵の考えを、仕事、人生において、現代でどう活用するか解説を加えた。
▼350年以上前に書かれた、兵法の書が、現代のビジネスに活かされる。
●まえがき
●地の巻 ――生きることは勝つこと
●水の巻 ――我に勝ち人に勝つ道
●火の巻 ――主導権を握るための自己・組織の戦略
●風の巻 ――現代に生きる危機管理の心得
●空の巻 ――迷いなく生き抜くこころ
●あとがき
内容説明
不朽の武道書に学ぶ勝者への道。わかりやすい新訳で読む古典の名著。
目次
地の巻―生きることは勝つこと(現代の「真剣勝負」もイニシアチブのとり方にかかっている;「小さいこと」を鍛練して積み重ねる ほか)
水の巻―我に勝ち人に勝つ道(「問題意識」というゼンマイを巻いて読む;しなやかな「ふだんぎ」の心に自分の心を調える ほか)
火の巻―主導権を握るための自己・組織の戦略(勝つことにはダイナミズムが求められる;テーマを設けて日々おのれを磨く ほか)
風の巻―現代に生きる危機管理の心得(化けの皮は剥がれることに危機意識を持つ;特定のメソッドに固着するのは危うい ほか)
空の巻―迷いなく生き抜くこころ(「迷いの雲の晴たる所」を求めて生きる)
著者等紹介
渡辺誠[ワタナベマコト]
1945年台湾・高雄生まれ。九州大学法学部中退。週刊誌記者を経て、文筆業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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