PHPサイエンス・ワールド新書<br> 暗算力を身につける

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PHPサイエンス・ワールド新書
暗算力を身につける

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569778280
  • NDC分類 411.1
  • Cコード C0241

出版社内容情報

暗算の華麗なる世界へようこそ。

79+47、60億÷300万、53×57などの「使える暗算法」から、方程式の美しい暗算まで。暗算の華麗なる世界へようこそ。

53×57を暗算する方法を知っていますか? 10の位は同じで、1の位を足すと10になる2桁の数のかけ算は、3秒ほどで答えが出ます。かつて日本人はこのような暗算の技術に長けていました。本書は、その暗算力の「復権」を目指します。

▼「79+47」「60億÷300万」といった四則演算から3次式まで。誰でも身につく、華麗な暗算の技術を存分にお楽しみ下さい。実は数学的法則の背景も体感できる、奥行きのある一冊です。また、Webにて、本書に載せ切れなかった問題集を無料配信します!

▼(問題集のアドレス)http://www.php.co.jp/anzan/

▼(本書で扱う暗算の一例) ◎1316―598 ◎54×15 ◎75×32 ◎7.2÷0.18 ◎1+4+9+16+・・・+4万 ◎57×63 ◎分数の暗算 ◎連立方程式の暗算 ◎因数分解 ◎無理数の暗算 ◎直線の式 

●まえがき 
●第1章 知恵としての素朴な暗算 
●〔コラム〕暗算迫害(?)史 
●〔コラム〕公式丸暗記の弊害と公式軽視の弊害 
●〔コラム〕教えられるものと教え得ないもの 
●第2章 数学的法則の背景を体感する暗算 
●〔コラム〕そろばんは有効か 
●〔コラム〕覚えておいたほうがよい計算結果 
●〔コラム〕PISAのテストが測るもの 
●第3章 文字式の計算(中学校レベル) 
●〔コラム〕放っておけ(!?) ……生徒の能動性 
●〔コラム〕なぜ塾に行くのか? 
●〔コラム〕できないやつほど脳科学が好きだ ……科学的な学習方法の限界 
●〔コラム〕昔の中卒の底力 
●〔コラム〕教育格差は本当か 
●〔コラム〕雪国で私は考えた 
●〔コラム〕平均と天秤算 
●〔コラム〕計算でつまづきやすいところ 
●問題のやり方(暗算のスローモーション)の一例

内容説明

53×57を暗算する方法を知っていますか?10の位は同じで、1の位を足すと10になる2桁の数のかけ算は、3秒ほどで答えが出ます。かつて日本人はこのような暗算の技術に長けていました。本書は、その暗算力の「復権」を目指します。「79+47」「60億÷300万」といった四則演算から3次式まで。誰でも身につく、華麗な暗算の技術を存分にお楽しみ下さい。実は数学的法則の背景も体感できる、奥行きのある一冊です。

目次

第1章 知恵としての素朴な暗算(79+47をどう計算するか―暗算はいろいろな方法で;589+762をどう計算するか―交換・結合の法則;398+567をどう計算するか―きりのよい数 ほか)
第2章 数学的法則の背景を体感する暗算(126+123+127+126をどう計算するか―平均の概念をどう利用するか;1+4+7+10+…+31+34をどう計算するか―等差数列の和の考え方;1+3+9+27+81+243+729をどう計算するか―等比数列の和の考え方 ほか)
第3章 文字式の計算(中学校レベル)(3(3x-2y)-4(2x-3y)をどう計算するか―同類項ごとに係数だけを暗算する
(-2x2y)3÷(-4x4y2)2×2x5y3をどう計算するか―指数法則を利用する
2x-3/3-3x-2/4をどう計算するか―分数形の1次式の計算と1次方程式 ほか)

著者等紹介

栗田哲也[クリタテツヤ]
1961年、東京都生まれ。東京大学文学部中退後、数学教育関連の予備校、塾、出版社に在籍。93年度より数学オリンピックを目指す学生のための駿台英才セミナーの講師。現在はそのかたわら、月刊誌「中学への算数」「高校への数学」「大学への数学」(以上、東京出版)などに寄稿する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つつま

1
たかが計算問題、じゃない。数のもつ性質を使ううちに数の面白さにひきこまれました。楽しい本。2017/01/17

ささだい

1
自分の普段やっている暗算と他の人のやり方が比べられて興味深かった。自分のやり方が王道であればうれしいし、より早く計算できるやり方があれば参考になった。後半のベクトル、三角比あたりはもう忘れてしまって久しいので流し読みでしたが。 数学教育に関するコラムが、これだけで新書1冊書けるんじゃ、っていうくらい面白かった。2012/03/29

ptyx

1
★★★2011/08/15

もものげ

1
普段のお買い物には使えません。受験生用かな。けど、一方で自分で考えろと指摘してくる。執筆しながら相当自問自答したあとが伺える。2010/08/10

ちゆ

0
暗算力をつけたくて手に取りました。自分でやってたのもあったし、ほほお、というのもあり面白かった。これを書くのに抵抗があったという筆者の弁は納得。考え、苦労するからこそ得られるものはあるから…でも私のような工夫が足りない者にはよい糸口になると思いました(ここで書かれたことはもちろん、自分でなんでも工夫してみるべし!ってこと)そしてコラムが大変面白い!10数ページですが、これだけでも読む価値大アリだと思います2016/08/11

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