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出版社内容情報
暗算の華麗なる世界へようこそ。
79+47、60億÷300万、53×57などの「使える暗算法」から、方程式の美しい暗算まで。暗算の華麗なる世界へようこそ。
53×57を暗算する方法を知っていますか? 10の位は同じで、1の位を足すと10になる2桁の数のかけ算は、3秒ほどで答えが出ます。かつて日本人はこのような暗算の技術に長けていました。本書は、その暗算力の「復権」を目指します。
▼「79+47」「60億÷300万」といった四則演算から3次式まで。誰でも身につく、華麗な暗算の技術を存分にお楽しみ下さい。実は数学的法則の背景も体感できる、奥行きのある一冊です。また、Webにて、本書に載せ切れなかった問題集を無料配信します!
▼(問題集のアドレス)http://www.php.co.jp/anzan/
▼(本書で扱う暗算の一例) ◎1316―598 ◎54×15 ◎75×32 ◎7.2÷0.18 ◎1+4+9+16+・・・+4万 ◎57×63 ◎分数の暗算 ◎連立方程式の暗算 ◎因数分解 ◎無理数の暗算 ◎直線の式
●まえがき
●第1章 知恵としての素朴な暗算
●〔コラム〕暗算迫害(?)史
●〔コラム〕公式丸暗記の弊害と公式軽視の弊害
●〔コラム〕教えられるものと教え得ないもの
●第2章 数学的法則の背景を体感する暗算
●〔コラム〕そろばんは有効か
●〔コラム〕覚えておいたほうがよい計算結果
●〔コラム〕PISAのテストが測るもの
●第3章 文字式の計算(中学校レベル)
●〔コラム〕放っておけ(!?) ……生徒の能動性
●〔コラム〕なぜ塾に行くのか?
●〔コラム〕できないやつほど脳科学が好きだ ……科学的な学習方法の限界
●〔コラム〕昔の中卒の底力
●〔コラム〕教育格差は本当か
●〔コラム〕雪国で私は考えた
●〔コラム〕平均と天秤算
●〔コラム〕計算でつまづきやすいところ
●問題のやり方(暗算のスローモーション)の一例
内容説明
53×57を暗算する方法を知っていますか?10の位は同じで、1の位を足すと10になる2桁の数のかけ算は、3秒ほどで答えが出ます。かつて日本人はこのような暗算の技術に長けていました。本書は、その暗算力の「復権」を目指します。「79+47」「60億÷300万」といった四則演算から3次式まで。誰でも身につく、華麗な暗算の技術を存分にお楽しみ下さい。実は数学的法則の背景も体感できる、奥行きのある一冊です。
目次
第1章 知恵としての素朴な暗算(79+47をどう計算するか―暗算はいろいろな方法で;589+762をどう計算するか―交換・結合の法則;398+567をどう計算するか―きりのよい数 ほか)
第2章 数学的法則の背景を体感する暗算(126+123+127+126をどう計算するか―平均の概念をどう利用するか;1+4+7+10+…+31+34をどう計算するか―等差数列の和の考え方;1+3+9+27+81+243+729をどう計算するか―等比数列の和の考え方 ほか)
第3章 文字式の計算(中学校レベル)(3(3x-2y)-4(2x-3y)をどう計算するか―同類項ごとに係数だけを暗算する
(-2x2y)3÷(-4x4y2)2×2x5y3をどう計算するか―指数法則を利用する
2x-3/3-3x-2/4をどう計算するか―分数形の1次式の計算と1次方程式 ほか)
著者等紹介
栗田哲也[クリタテツヤ]
1961年、東京都生まれ。東京大学文学部中退後、数学教育関連の予備校、塾、出版社に在籍。93年度より数学オリンピックを目指す学生のための駿台英才セミナーの講師。現在はそのかたわら、月刊誌「中学への算数」「高校への数学」「大学への数学」(以上、東京出版)などに寄稿する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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