出版社内容情報
居合の始祖・林崎甚助の戦い。痛快剣豪小説。
父の仇を討つため「居合」を生み出した林崎甚助だが、仇は松永久秀の家来となっていた。戦国の青年剣豪の成長を描く痛快時代小説。
時は戦国。出羽に生まれた民治丸に課せられたのは、闇討ちにあった父の仇討ちを果たすという使命。しかし民治丸は身体も小さく、通常の手段では、仇に勝つほど剣術で強くなることは難しい。いかにすれば、力弱き者が強き者に勝てるのか。過酷な修行のなかで、民治丸は神託を得て「居合い」という全く新しい剣術を編み出していく。
▼そして民治丸は、林崎甚助と名乗り、仇・坂上主膳を追って旅に出る。やがて青年剣士は、京の都へ。しかし坂上主膳は、梟雄として名高い戦国武将・松永久秀の家臣となっていた……。奸智に長けた松永久秀をも相手に、甚助の仇討ちは成就するのか。
▼スピード感溢れる文体で、居合いの始祖・林崎甚助の若き日の活躍を描いた、痛快剣豪エンタテインメント小説。
●第一章 斬殺
●第二章 神託
●第三章 確信
●第四章 炸裂
●第五章 上洛
●第六章 折衝
●第七章 奸策
●第八章 本懐
●参考文献
内容説明
闇討ちにあった父の仇討ちを果たすべく甚助は、神託を得て「居合い」という全く新しい剣術を編み出していく。そして甚助は仇・坂上主膳を追って、京へ。しかし主膳は、戦国武将・松永久秀の家臣となっていた…。奸智に長けた松永久秀をも相手に、甚助の仇討ちは成就するのか。居合いの始祖を描いた剣豪エンタテインメント小説。
著者等紹介
近衛龍春[コノエタツハル]
1964年、埼玉県生まれ。大学卒業後、オートバイレースに没頭。その後、通信会社勤務、フリーライターを経て、『時空の覇王』(ベストセラーズ)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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