COMIC 1984―20世紀暗黒近未来小説の傑作

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COMIC 1984―20世紀暗黒近未来小説の傑作

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569778181
  • Cコード C0097

出版社内容情報

『IQ84』はジョージ・オーウェルの『1984』にインスパイヤされた? 映画や音楽にも大きな影響を与えた近未来小説の傑作を漫画化!

●第一部 
●第二部 
●第三部 
●『1984』とその子供たち 
●『1984』用語解説 

内容説明

1950年代に起きた核戦争後の世界は3つの大国(オセアニア、ユーラシア、イースタシア)が三つ巴の戦争を続けていた。物語の主人公ウィンストン・スミスが住むオセアニアは「ビッグ・ブラザー」と呼ばれる英雄的指導者を頂点とした社会主義国家である。そこに住む人々は思想、言語、家族、食料など、あらゆる日常生活に統制が加えられ、双方向性のテレビ「テレスクリーン」で屋内・屋外ほとんどを常に監視されていた。ウィンストンはある日より国家から「思想犯罪」として禁止されている日記をつける行為を始める…。

著者等紹介

オーウェル,ジョージ[オーウェル,ジョージ][Orwell,George]
1903年、インドのベンガルに生まれる。1歳の時イギリスに帰国。神学校を経て、マンダレーでインド警察の訓練所に入所。5年間の勤務で「帝国主義の犬」として働くことに嫌気がさしドロップアウト、文章修行の放浪生活を開始。1933年に最初の著作『パリ・ロンドン放浪記』を発表。1936年、スペイン内戦に参加。この時の体験を『カタロニア賛歌』として1938年に発表。第2次大戦後の1945年『動物農場』発表、ベストセラーとなる。1947年、結核を患うが、スコットランドの孤島ジュラの農場で『1984』を執筆し、書き終えた翌年1950年、ロンドンで死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Wisteria

8
表紙が良かったので思わず読んでしまったけど、まんがで読破シリーズとほぼ同じ印象。あの難解な原作を分かりやすく伝えるものであって、面白さとは別物かも。どちらにせよ救いもないし。2022/08/17

ひお

5
原作挫折したからこっちをあらすじ的に読んだー。なんてーか、救いが無いんだよねぇ・・・とりあえず思想統制は社会学的に見て不可能に近いとまで言われる今ではこんな未来はなさそうで安心。社会主義とか猛烈な勢い持ってた原作が書かれた当時はこんな未来も予想しえたんだろーなーって感じ。ボク的には評価低いかも・・・2011/08/12

ほたる

4
1巻におさめてしまうのはもったいない気がした。小説でじっくり読んでみようと思った。映画も観てみたい。2014/06/23

高原ロイ

2
Unlimited. 原作『1984』を手に取ったが難しかったので。 最後の解説は役に立った。 やはり原作が難解な文学作品ということで、コミカライズでは感じ取れない機微があり、設定をきちんと理解はできなかった。しかし、雰囲気や大筋には触れることができた。再読と原作を読む足がかりになった。 設定が作り込まれている。印象的なのは、badをungoodとし、badを死語にしてしまうニュースピークは思考をバインドするためだ。世界は三分されていて『オセアニア(旧欧州と旧米を有する)』が舞台であるというのも面白い。 2020/03/13

けいと

2
小説を読んだ直後に読むと、やはり飛ばし過ぎてるような気がする。設定や言葉が繊細かつ重厚だから、漫画1冊にまとめるのは困難かと。これを読んで満足はしてほしくなく、やはり小説も読んでほしいですね。両方読めばビジュアル化の面を楽しめるかと。2011/08/02

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