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人の心は歩く早さがちょうどいい―酒井雄哉大阿闍梨巡礼記

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569777757
  • NDC分類 188.44
  • Cコード C0015

出版社内容情報

歩くことは人生の縮図。歩くことで、初めて見えてくるものがある。日本、そして世界を歩き続けた大阿闍梨が語る人生の知恵。

●第1章 行が教えてくれたこと ~二千日回峯行~ 
●第2章 こうして巡礼は始まった ~東下り・東北巡礼~ 
●第3章 緑と慈しみを感じて ~西国・中国地方巡礼~ 
●第4章 発展する中国を巡礼して垣間見たもの ~中国五台山、西安、天台山巡礼~ 
●第5章 ゆっくり歩けば、幸せになれる生き方が見つかる ~世界・人生巡礼~

内容説明

歩くことにこだわり続ける「現代の生き仏」が語る人生の知恵。

目次

第1章 行が教えてくれたこと―二千日回峯行(人生に、無駄なことは一つもない;自然な流れに乗って、行へたどり着いた ほか)
第2章 こうして巡礼は始まった―東下り・東北巡礼(中山道で出会った宝;歩くことは、人生の縮図を見るようなもの ほか)
第3章 緑と慈しみを感じて―西国・中国地方巡礼(長年培った技とハングリー精神で、己の限界を超える;お接待から感じた、仏さまと人々の慈しみ ほか)
第4章 発展する中国を巡礼して垣間見たもの―中国五台山、西安、天台山巡礼(宿舎を抜け出してした、真夜中のお加持;金閣寺で見かけた、べっぴんさん ほか)
第5章 ゆっくり歩けば、幸せになれる生き方が見つかる―世界・人生巡礼(好々爺のような、ローマ教皇との謁見;ジャカルタで感じた経済格差 ほか)

著者等紹介

酒井雄哉[サカイユウサイ]
比叡山飯室谷不動堂長寿院住職。1926年、大阪府生まれ。太平洋戦争時、予科練へ志願し、特攻隊基地・鹿屋にて終戦。戦後、職を転々とするがうまくいかず、比叡山へ上がり、40歳で得度。約7年かけて4万キロを歩く荒行「千日回峯行」を80年、87年に2度満行。その後も国内外各地の巡礼を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

3
無始無終。赤山苦行。今できる最低限のことをやる。ゆとりがあれば、心は折れない。そして、、、歩きだして十五日目くらいまでは、足の関節が弱いから、足の関節が固まるまでゆっくり歩く。若い人はあしのかんが固まる前に「なんだ、こんなものか」って簡単に飛ばしてしまう。そうすると、膝を痛めるんだよ。2014/12/03

やまなかと

2
千日回峰は並の人間にはとても出来なと考えていましたが、坂井雄哉阿闍梨は30歳過ぎてからの発心だという。続けてもう一度の千日回峰を。ただならぬ二千日回峰である。 仏様との約束だから決して投げださない。やめないでただ続けることが大事だという。 世界平和を胸にバチカンにも行き、ご加護を授ける。 人生に無駄なことは一つもない。 私はこの言葉一つで、明日が楽しみになってくる。 2017/12/04

すうさん

2
酒井さんの本は何冊も読んでいるので、語られる内容はよく理解できる。今回は特に海外での「巡礼」の体験で新鮮だった。DVDで酒井さんの肉声を聞いているので知ってましたが、この本は話し言葉で書いてあり、関西風に擬態語―「ぴや~」とか「ガーって行って」など、少し読みにくい感じがあった。酒井さんの静かでやさしい言葉を読みたくなる(聞きたくなる)のは、僕にとっての「癒し」なのかも知れません。私にとっては、心の師である稲盛和夫さんも同じで、何度も直接話を聞いているので、いつも不安になった時は彼の本を読んでいます。2015/02/25

suzuoan

1
二千日回峰行を達成した阿闍梨さんの本です。話し言葉で語られてるので、さらっと読めます。悩みを抱えてても、酒井さんの言葉で心が軽くなります。2017/03/22

ご〜ちゃん

0
やさしい言葉で書かれているので、さらっと読み終えますが、味わい深い言葉が沢山書かれています。「学問でも、生活でも、前向きに、粘り強くやっていくのが大切なんじゃないかな」とさらりと語っている言葉が心の奥に響きました。2010/08/04

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