成功する「地域ブランド」戦略―九条ねぎが高くても売れる理由(わけ)

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成功する「地域ブランド」戦略―九条ねぎが高くても売れる理由(わけ)

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569776880
  • NDC分類 601
  • Cコード C0033

出版社内容情報

地域ブランディングを学ぶならまずこの一冊。

地域の特産品開発の事例(成功・失敗とも)をまじえ、高くても売れる付加価値のある「地域ブランド」を確立するノウハウを解説。

各地のご当地産品を商品として開発したり、まちそのものの魅力を高めたりする、「地域ブランド」のことが基礎からよくわかる解説書。

▼地方分権が進められるなか、地方が生き残るために、高価格でも消費者に選ばれる付加価値のあるご当地産品の開発が全国で進められています。本書では、京野菜や神戸ワインなど、具体的な地域産品を取り上げながら、地域ブランドについて考察を深めていきます。

▼この本は、大きく理論部分と実証部分に分かれています。理論部分では、コトラーやアーカーら先人の代表的な研究をもとに、ブランディングとマーケティングの基礎知識をひととおり押さえています。実証部分では、地域についての実際のアンケート調査をもとに、まちのイメージと商品開発の可能性についての相関関係について検証します。

▼地域のマーケティング、ブランディングを基礎から学びたい方にぴったりの一冊です。

●はじめに 
●序章 導入:京野菜が教えてくれるもの 
●第1章 予習I:コトラー先生に教わる地域マーケティング 
●第2章 予習II:アーカー先生に学ぶブランドの本質 
●第3章 復習:あらためて地域ブランドについて 
●第4章 事例:地域におけるブランド拡張 
●第5章 仮説:まちの価値を決めるもの 
●第6章 検証:ふたつの町の調査から 
●第7章 提言:川に浮かぶ巨大アヒルが大阪を浮上させる!? 
●第8章 実践:地域ブランドのつくり方(博報堂 地ブランドプロジェクト編著『地ブランド』をもとに) 
●あとがきにかえて 
●監修のことば ライフスタイル開発と地域のマネジメント 大阪府立大学観光産業戦略研究所所長 橋爪紳也 

内容説明

基礎からわかる、地域マーケティング・地域ブランドの教科書。「神戸ワイン」が成功した点、失敗した点―「横浜野菜」を全国に通用する名産品として売り出すには―まちに蓄えられたちからを「ご当地産品」として成功させる理論と実践。

目次

序章 導入 京野菜が教えてくれるもの
第1章 予習1 コトラー先生に教わる地域マーケティング
第2章 予習2 アーカー先生に学ぶブランドの本質
第3章 復習 あらためて地域ブランドについて
第4章 事例 地域におけるブランド拡張
第5章 仮説 まちの価値を決めるもの
第6章 検証 ふたつの町の調査から
第7章 提言 川に浮かぶ巨大アヒルが大阪を浮上させる!?
第8章 実践 地域ブランドのつくり方(博報堂地ブランドプロジェクト編著『地ブランド』をもとに)

著者等紹介

橋爪紳也[ハシズメシンヤ]
1960年大阪市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。大阪大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士(環境工学専攻)。現在、大阪府立大学21世紀科学研究機構教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所所長、大阪市立大学都市研究プラザ特任教授、大阪府政策アドバイザー、上海万博大阪出展実行委員会プロデューサー、イベント学会副会長、社団法人日本ディスプレイ業団体連合会理事ほかを兼務

加藤正明[カトウマサアキ]
1956年大阪府生まれ。同志社大学経済学部卒業。神戸大学大学院経営学研究科(専門職大学院)修了。現代経営学専攻。MBA(経営学修士)。阪南大学国際コミュニケーション学部国際観光学科「観光広報論」非常勤講師(06年他)。(株)博報堂関西支社勤務。主に地方自治体、中央省庁、教育機関等のコミュニケーションに従事。九州・沖縄サミット国際メディアセンター、大阪オリンピック招致活動、兵庫国体開閉会式、北海道洞爺湖サミット環境大臣会合サイドイベント、上海万博大阪出展等を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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こぶーち

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地域ブランド作りは,異なる立場にある様々な地域民のコンセンサスを経る必要があるところに難しさがある。あんなに人気なのに地元船橋市に無視されるふなっしーが頭に浮かびました。・地域ブランドとまちづくりは一体であるべき。・地域ブランドづくりは内向きになりがちで,顧客満足やマーケティングの観点を忘れ,失敗することも多い。・ライフスタイル存在が市場地域に認知される(○○市といえばこんな雰囲気の街)こと,商品に補完性がある(街のイメージと商品カテゴリーに違和感がない)ことが大事。2013/09/01

安ドゥ

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大手広告会社で、主に地方自治体を顧客に仕事をしてきた筆者が、大学院で地域ブランドマネジメントを学び、得たこと考えたことをそのまま一冊にまとめた本。講義のノートを読んでいるような感覚で、ブランディングの基礎から学べる。2010/05/15

Satoshi Murai

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読んだ2018/04/16

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