内容説明
ごく平凡な少年勇希と、謎だらけのねこ耳少女あいりの出会い。少女が語るのは、相対性理論、そして超ひも理論のこと。最初はついていけない勇希だが、少しずつあいりの真意が見えてくる…ような気が。
目次
第1章 重たい話と速い話
第2章 どっちの相対性理論?
第3章 相対性理論のツボ
第4章 ヘコむ世界
第5章 ブラックホールの向こう側
第6章 超ひも理論は仲介役
第7章 超ひもの世界は11次元
第8章 どこから来たの?
エピローグ あの子のおまじない
著者等紹介
竹内薫[タケウチカオル]
1960年東京生まれ。科学作家。東京大学理学部物理学科、マギル大学大学院修了。理学博士。メインの科学書執筆のほかに、テレビのコメンテーター、FMラジオのナビゲーター、数学番組の解説、新聞・雑誌のコラム執筆、講演など、科学の普及のために多彩な活動を繰り広げている
藤井かおり[フジイカオリ]
スポーツインストラクター(ヨガ&低体力者および妊産婦の運動指導)と文筆業を両立
松野時緒[マツノトキオ]
1983年生まれ。CGクリエイター兼漫画家。マルチメディアアート学園卒。ウェブのカット、CM、番組などでCG、イラストを多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
御座候。
9
カリキュラム調査の下調べ用に読んだもの。2022/10/31
くまこ
9
竹内薫さんの本は見かけたら手に取る習慣がついてる。本書は何というか、感覚的な意味で頭が痛くなって読み通すのがかなりきつかった。ある種の読解忍耐力が試されている気がする。これなら竹内薫さんが書いた他の普通の本を読んだ方が分かりやすいと思ったけど、ねこ耳少女は可愛いのでトレーシングペーパーにイラストを描き写したりして楽しめたからよかった。2013/05/09
anco
6
相対性理論や超ひも理論についてマンガで簡単に学べればと思い読んでみました。もう少ししっかり学ぶにはそれなりの本を読む必要がありそうです。2015/10/02
あつ子🐈⬛
5
再読。アインシュタインの言っていたことを理解したくて読むのだけど、毎回難しくて苦しい。苦しいのだけどしばらく経つと懲りずに読みたくなる。わからないから知りたい!という好奇心を、死ぬまで持ち続けていようと思います。2021/04/16
のろろ
4
読後、結局のところ「超ひも理論」とは何だったのかと思い返してみると、ミミズと輪ゴムがうにょうにょしているシーンが想起され、何だかよく分からないしあんまり理解していない気がするけれども、あいりちゃんが可愛かったからいいや。著者の述べるとおり本書は「半歩」入門で、入門書に取り掛かる手助けをしてくれる書籍。ねこ耳少女を思い浮かべながら、今度はブルーバックスあたりに挑戦してみたい。2013/09/09