されど、愛しきソニー―元役員が本気で書いた「劇的復活のシナリオ」

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されど、愛しきソニー―元役員が本気で書いた「劇的復活のシナリオ」

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569775975
  • NDC分類 549.09
  • Cコード C0034

出版社内容情報

元役員が書いた「ソニーのDNA」とは何か。

ソニーのものづくりの根幹に携わった元役員が、ソニー停滞の原因を明らかにしつつ、再び栄光を取り戻すためのシナリオを示す!

ソニーならではのヒット商品が生まれなくなったのはなぜか。ソニーは普通の会社になってしまったのか。

▼パスポートサイズの8ミリビデオカメラ『ハンディカム』やパソコン『VAIO』などソニーらしい商品の開発・生産に携わり、技術の中枢を担った著者が、ソニー凋落の原因を探りつつ、再生・復活へのシナリオを提示した書。

▼井深大、盛田昭夫、大賀典雄と3代にわたる名経営者のDNAとは何だったのか。なぜ大賀は技術系の森尾稔ではなく、文系の出井伸之を社長に選んだのか。なぜ出井はアメリカ産の「EVA経営」を導入したのか。

▼技術系のトップから文系のトップに流れが変わったことがソニーの分水嶺だったと指摘する著者は、ソニーが培ってきた「ものづくり」「人づくり」「組織づくり」の実例を次々にあげ、井深が掲げた創業精神「自由闊達にして愉快な理想工場」こそソニーのDNAだと説く。

▼ものづくりに携わるすべての人に読んでほしい本。

●プロローグ 私がソニーを巣立った理由 
●第一章 栄光と翳りの分水嶺 
●第二章 ソニーのDNA 
●第三章 ソニー式人材育成のノウハウ 
●第四章 ソニー式商品開発のノウハウ 
●第五章 ソニー式組織運営のノウハウ 
●エピローグ 蘇れ、愛しのソニー 
●あとがき 
●【参考文献】  

目次

プロローグ 私がソニーを巣立った理由
第1章 栄光と翳りの分水嶺
第2章 ソニーのDNA
第3章 ソニー式人材育成のノウハウ
第4章 ソニー式商品開発のノウハウ
第5章 ソニー式組織運営のノウハウ
エピローグ 蘇れ、愛しのソニー

著者等紹介

蓑宮武夫[ミノミヤタケオ]
1944年生まれ、神奈川県小田原市出身。早稲田大学卒業。ソニー入社後、初期のトランジスタの開発、製造を担当し、その後、ビデオ機器・パソコン機器の設計から半導体の開発まで幅広く手がける。その中には、パスポートサイズ『ハンディカム』、最後発で参入したパソコン『VAIO』などがある。生産技術研究所所長、レコーディングメディア&エナジーカンパニープレジデントを歴任。1999年より執行役員常務としてコンポーネントや半導体事業を統括した後、2001年より執行役員上席常務として品質管理を統括するCo‐CQO(チーフ・クオリティー・オフィサー)、設計・製造・カスタマーサービス・資材調達を一貫して提供するソニーイーエムシーエス(株)副社長を兼任し、ソニーのものづくりの根幹業務に貢献(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

24
今や金融会社となったソニー。エレクトロニクスも勿論強いですが、銀行、保険のイメージが圧倒的に強くなった印象です。成り立ちからモノづくりの会社なのだから、バックトゥザベイシックということでしょう。曰く、文系の出井さんが14人抜きで社長になった頃から方向性がおかしくなったようで、どこでも言われることですが、技術の会社は技術がトップにいないとダメになるのが宿命かも知れません。2018/06/14

sky-m

0
短期的な目標よりも見失ってはいけない大切なもの。2010/12/26

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