出版社内容情報
不屈の戦国武将・真田幸村の生涯を描く。
大坂の陣で家康を追い詰め、戦国最強と言われた武将・真田幸村。幸村はいったいどのような男だったのか? その生涯を追う。
慶長20年の大坂夏の陣のおり、「狙うは家康の白髪首ひとつ」という悲壮な叫びとともに吶喊して果てた真田幸村。真田兵は、家康本陣をさんざんに突き崩し、「真田日本一の兵」と称えられた。真田幸村の生涯は、「家康本陣めがけて吶喊した」という、ただこの一点に尽きるのだ。
▼では、なぜ幸村は人生の最期に、命懸けで家康に挑んだのか? なぜ降伏して生き残る道を選ばなかったのか?
▼本書では、真田家の六紋銭と赤備えの意味、真田丸の謎を解き明かし、この真田幸村の「最後の突撃」を鮮やかに描き出す。幸村には、功名や意地のためではなく、明確な理由があったのだ!
▼若くして武田家滅亡を経験し、人質として、敗軍の将として長年苦しんできた幸村。祖父・幸隆、父・昌幸、主君・武田信玄の遺志を一心に背負い、華々しく散った男の姿に、感動と興奮を覚える衝撃の歴史ロマン!
●序章 その名
●第一章 六文銭
●第二章 赤備えの系譜
●第三章 信玄の遺言
●第四章 武藤家のこと
●第五章 長篠崩れ
●第六章 城を造る
●第七章 城攻め
●第八章 赤の陣
内容説明
若くして武田家滅亡を経験し、人質として、敗軍の将として長年苦しんできた真田幸村。祖父・幸隆、父・昌幸、主君・武田信玄の遺志を一心に背負い、華々しく散った男の生涯。
著者等紹介
秋月達郎[アキズキタツロウ]
1959年5月、愛知県半田市に生まれる。早稲田大学を卒業後、東映に入社。本編映画のプロデューサーを経て、作家に転進。歴史を題材にした作品を数多く発表しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
速水こもみち
千尋
パンダネコ
ちいくま