出版社内容情報
陳情政治という名の「日本型民主主義」を実現した異能の宰相・田中角栄──憲政史上燦然と輝くその業績を、当時の野党委員長が顕彰する。
●はじめに
●第一章 官僚支配か、陳情政治か
●第二章 道路特定財源
●第三章 政治献金はすべて悪か
●第四章 日本列島改造論と土建屋政治
●第五章 ドル・ショックと日米首脳会談
●第六章 ロッキード事件の本質
●第七章 エネルギー安全保障
●第八章 政治を卑しくした田中角栄
●第九章 大胆に見えて細心
●第十章 戦略なき案件処理の天才
●終章 田中角栄と小沢一郎
●参考文献
内容説明
いま、もし田中角栄ありせば…民主党政権の不甲斐ない弟子たちを叱り飛ばしているだろう。かつての「論敵」が哀悼の想いをこめて綴る天才政治家の真実。
目次
官僚支配か、陳情政治か
道路特定財源
政治献金はすべて悪か
日本列島改造論と土建屋政治
ドル・ショックと日米首脳会談
ロッキード事件の本質
エネルギー安全保障
政治を卑しくした田中角栄
大胆に見えて細心
戦略なき案件処理の天才
田中角栄と小沢一郎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jieotaka
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>真紀子は父田中角栄を涙ながらに責めた。「これ以上、家族の恥がさらされるのはたくさん。孫が大きくなったとき、何ていえばいいの。もうやめて」と。 >>今の真紀子からは想像できなくて印象的だった。w >「気性の激しさと哀愁」こそ田中のすべてであった。 >>上手いこと言うなー。 角栄さんのことがもっとよく知りたくなった。
kizmy
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読了、図書館本。元野党衆議院議員の著者の視点はなかなかフラットで、田中角栄首相当時の政情から出版時2010年までの流れが分かり易い。ここで指摘されているサハリン2や原発の問題など、それこそ今ヤバイ事になってるよ〜💦 どうなる日本の政治⁉️ 2022/10/10
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イマイチ。文体がおっさん臭い。2021/12/11