出版社内容情報
古今東西の名作と、本格推理小説の融合作品。
古今東西の名作と日常の謎の融合。本格推理の新旗手が軽妙洒脱に、名作に新たな息吹を吹き込む! 石持浅海、新境地の10篇を収める。
Why? Why? Why?
▼『月の扉』『扉は閉ざされたまま』の実力派が描く推理小説。
▼あなたの日常に確かに存在する思考の迷路へようこそ。
▼同期の女の子を呼んで開いた週末の鍋パーティー。みんなを送り出した翌朝、部屋には、女物の靴が一足。代わりに僕のサンダルがなくなっていた。女の子の誰かが、酔っ払って間違えたようだ。週明け出社しても、誰も名乗り出ないのは、なぜ? 「ガラスの靴」。
▼故障した携帯の代替をお願いした私の前に差し出されたのは、三台の携帯。いま使用しているものと同じもの、5千円の電子マネーが予め入った最新機種に、同じく5万円が入った機種の三台。電子マネーは、なんと使用可能というのだ! 私が代替品として選んだのは……。「金の携帯 銀の携帯」
▼フイルムカメラから、デジタルカメラに切り替えた私に、妻がプレゼントしてくれたのは「カメラのフイルム」!? 表題作「賢者の贈り物」など、秀作10篇を収める。
●金の携帯 銀の携帯
●ガラスの靴
●最も大きな掌
●可食性手紙
●賢者の贈り物
●玉手箱
●泡となって消える前に
●経文を書く
●最後のひと目盛り
●木に登る
内容説明
同期の女の子を呼んで開いた週末の鍋パーティー。みんなを送り出した翌朝、部屋には、女物の靴が一足。代わりに僕のサンダルがなくなっていた。女の子の誰かが、酔っ払って間違えたようだ。週明け出社しても、誰も申し出てこない―なぜ?「ガラスの靴」。フイルムカメラから、デジタルカメラに切り替えた私に、妻がプレゼントしてくれたのは「カメラのフイルム」!?表題作「賢者の贈り物」を含む10篇を収める。
著者等紹介
石持浅海[イシモチアサミ]
1966年愛媛県生まれ。九州大学理学部を卒業後、食品会社に勤務。鮎川哲也編の公募アンソロジー『本格推理』(光文社文庫)に、秀作短編を発表したのち、光文社の新人発掘企画「カッパ・ワン」に応募した『アイルランドの薔薇』で、2002年に長編デビュー。’03年刊行の第二長編『月の扉』は、各種のランキング企画に上位ランクインし、日本推理作家協会賞の候補にもなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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takaC
こっぺ
オオヤコ
まる子。
JACK