出版社内容情報
「経営の神様」が人を活かすための秘訣を説く。
「物をつくる前に人をつくる」この信念こそが一代で世界企業をつくり上げた。経営の神様が直接語りかける、人を活かして使うための極意。
「松下電器は何をつくるところか」と尋ねられたならば、「松下電器は人をつくるところでございます。あわせて商品もつくっております、電気器具もつくっております」、こういうことを申せ――これはパナソニック・グループがまだ一町工場だった時代に、創業者の松下幸之助氏が社員に語った言葉である。
▼このように松下氏は早くから“企業は人なり”の信念のもと、企業人としてはもちろん、社会人としても立派に通用する人材を育てることに腐心し続けた。そして人の適性を見抜き、適材適所によってその人の力を120%発揮させた。このことが、一代で世界的企業を創り上げる大きな原動力となった。
▼本書はそんな松下氏が折々に語った講話の中から“リーダーとしての心がまえ”人を活かす考え方“にまつわる話を10話選び、その音声をCDに収録したものである。リーダーとして活躍している人、後輩や部下の指導にあたっている人、必聴のテキストである。
●はじめに
●第1章 方針や目標を示す 《CD》トラック1
●第2章 一番の要望者であれ 《CD》トラック2
●第3章 率先垂範する 《CD》トラック3
●第4章 部下の提案を喜ぶ 《CD》トラック4
●第5章 欠点を知らせる 《CD》トラック5
●第6章 六〇パーセントの可能性があれば 《CD》トラック6
●第7章 人情の機微に通じる 《CD》トラック7
●第8章 言うべきを言う 《CD》トラック8
●第9章 たえず訓練を 《CD》トラック9
●第10章 困難が人を育てる 《CD》トラック10
内容説明
物をつくる前に人をつくる!この信念こそが一代で世界的企業をつくり上げた。部下を持つ人すべてが心がけるべき指導の鉄則とは。
目次
第1話 方針や目標を示す
第2話 一番の要望者であれ
第3話 率先垂範する
第4話 部下の提案を喜ぶ
第5話 欠点を知らせる
第6話 六〇パーセントの可能性があれば
第7話 人情の機微に通じる
第8話 言うべきを言う
第9話 たえず訓練を
第10話 困難が人を育てる
著者等紹介
松下幸之助[マツシタコウノスケ]
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、PHP研究所創設者。明治27(1894)年和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電燈株式会社に勤務。大正7(1918)年、23歳で松下電気器具製作所(昭和10年に松下電器産業に改称)を創業。昭和21(1946)年には、「Peace and Happiness through Prosperity=繁栄によって平和と幸福を」のスローガンを掲げてPHP研究所を創設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。