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出版社内容情報
摩訶不思議なトポロジーの世界へようこそ!
メビウスの帯、クラインの壺、ポアンカレ予想……形とは何かという素朴な疑問からスタートし、摩訶不思議なトポロジーの世界へ招待。
現代数学のひとつ、「トポロジー」とはなんでしょうか。それは、形の見方を変えることから始まります。三角形と円を同じと見る、コーヒーカップとドーナツを同じと見る、そんな幾何学が誕生したのです。なぜ数学者たちはそんな発想をしたのでしょうか。本書は、そうした不思議な形の冒険の旅に案内します。図版を多用して、一筆書きからメビウスの帯やクラインの壺、ポアンカレ予想まで、パズル感覚で説いていきます。気がつけば読者は、4次元空間の「迷宮の旅」へ迷いこみます。
▼<目次より>
▼◎ひもと輪ゴムは形が違う ◎ケーニヒスベルクの橋渡りの問題 ◎一筆書きが成り立つ条件 ◎ハミルトンの世界一周パズル ◎コーヒーカップがドーナツに変身 ◎十字帽 ◎切り貼りクライン管 ◎リンゴと虫の図、本間の曲面 ◎ねじれパイピング ◎トーラス星の牧場 ◎4次元空間を想像する ◎球面を裏側から見る ◎ポアンカレ予想 ◎メビウスの帯の宇宙旅行 ◎数学で結び目を考える ◎結び目の3色塗り分け…
●はじめに
●第1章 形とはなんだろうか
●第2章 つながり方の幾何学
●第3章 曲線のトポロジー
●第4章 曲面のトポロジー
●第5章 曲面のホモロジーとホモトピー
●第6章 次元を超えて
●第7章 いろいろな問題
●終わりに
内容説明
現代数学のひとつ、「トポロジー」とはなんでしょうか。それは、形の見方を変えることから始まります。三角形と円を同じと見る、コーヒーカップとドーナツを同じと見る、そんな幾何学が誕生したのです。なぜ数学者たちはそんな発想をしたのでしょうか。本書は、そうした不思議な形の冒険の旅に案内します。図版を多用して、一筆書きからメビウスの帯やクラインの壷、ポアンカレ予想まで、パズル感覚で説いていきます。気がつけば読者は、4次元空間の「迷宮の旅」へ迷いこみます。
目次
第1章 形とはなんだろうか
第2章 つながり方の幾何学
第3章 曲線のトポロジー―オイラー・ポアンカレの定理
第4章 曲面のトポロジー―曲面を設計する
第5章 曲面のホモロジーとホモトピー
第6章 次元を超えて
第7章 いろいろな話題
著者等紹介
瀬山士郎[セヤマシロウ]
1946年群馬県生まれ。東京教育大学の理学部数学科を卒業。同大学院の修士課程を修了後、70年より群馬大学で数学を教えている。数学に親しんでもらうことをモットーに、数独、虫食い算、論理パズルや数学玩具などを使った楽しい授業をしている。専門は位相幾何学(トポロジー)だが、微分積分や線形代数のほか、集合論、論理学、算数学、数論も含む幅広い分野の数学を教えている。大学の研究室には、趣味で集めた数学パズル玩具がいっぱい。数学教育協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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