出版社内容情報
伊達家当主と家臣末裔が明かす知られざる史実。
伊達家にまつわる逸話、藩主・家臣それぞれの視点から見たエピソードなど、伊達家当主と家臣末裔により知られざる史実が明らかになる。
「若様のお勉強」と称して、子供の頃、ご先祖様の話を伊達家に仕えた重臣の子孫から聞いていた仙台伊達家十八代当主と、伊達家重臣白石実綱の子孫による身内ならではの視点で綴ったエピソード。仙台藩祖伊達政宗公の誕生から現代に至るまでの、伊達家に伝わる逸話を中心に、貴重な写真や図などもまじえて紹介している。
▼
▼政宗公と片倉小十郎の絆
▼母・保春院、政宗公毒殺未遂事件の真相
▼政宗公にもう一人弟がいた!?
▼鍋姫輿入れ長持事件
▼綱村公、赤穂浪士に粥をふるまう
▼政宗公の遺骨から見えるもの
▼浅野家、伊達家398年ぶりの和解……
▼政宗公の果てしなき夢とは? 伊達者の心得とは? 近世を生き抜いた伊達な殿様たちの生活ぶりや危機管理能力は? 家臣にとっての戊辰戦争とは? 伊達家の女性たち思いなど、歴史の教科書からは窺い知れない人間の喜怒哀楽が垣間見えてくる。
▼巻末には伊達家歴代の墓所やゆかりの地めぐりに役立つ情報も収録。
●はじめに
●伊達家家系図
●第一章 伊達政宗公 果てしなき夢へ
●第二章 近世を生き抜いた伊達な殿様たち
●第三章 伊達家の女性たち
●第四章 伊達は伊達なり
●おわりに
●参考文献
内容説明
母・保春院、政宗公毒殺未遂事件の真相、政宗公、もう一人の弟の謎、鍋姫輿入れ長持事件、宗村公の細川家救済…仙台伊達家十八代当主と伊達家重臣白石実綱の子孫が、それぞれの視点で綴るエピソード。
目次
第1章 伊達政宗公―果てしなき夢へ(独眼竜出生秘話;伊達の両輪―片倉小十郎と伊達成実 ほか)
第2章 近世を生き抜いた伊達な殿様たち(文化;危機管理 ほか)
第3章 伊達家の女性たち(政宗公の母・保春院(義姫)
政宗公の一女・五郎八姫と家康六男・忠輝との結婚 ほか)
第4章 伊達は伊達なり(統領たる者の心得;明治から平成へ)
著者等紹介
伊達〓宗[ダテヤスムネ]
伊達氏三十四世。仙台伊達家十八代当主。十七代当主貞宗公の一男として、昭和34年(1959)2月9日東京に生まれる。宮城教育大学などで学芸員資格を取得し、宮内庁書陵部、東京国立文化財研究所(現・独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所)研究員を経て、仙台市博物館、財団法人瑞鳳殿に勤務。現在は、伊達家伯記念會会長、瑞鳳殿資料館名誉館長(文部科学省認定学芸員)、仙台藩志会総裁、財団法人東北放送文化事業団理事、仙台商工会議所顧問などを務める
白石宗靖[シライシムネハル]
白石実綱十七代裔孫。昭和8年(1933)4月29日生まれ。早稲田大学法学部第一法学部卒業後、株式会社文祥社に入社。昭和56年(1981)セコム株式会社に入社。同社顧問、セコム情報システム株式会社常勤監査役など歴任。現在、同社参与。平成7年(1995)漢字文化振興会の発足と同時に事務局長。仙台藩志会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姐さん
Richard
陸
さんつきくん
-
- 和書
- さらば!10年不況