出版社内容情報
いきいきと毎日を過ごし、なじみの仲間もいるあたたかな居場所。
ケアする・されるという関係を超えて、みんなが「ともに生きる」ことができるホーム。
地域や社会とつながり、生きがいを感じられる活動の場。
最期までやさしさに包まれながら、人生をまっとうできる場所。
本書では、そのような「ともに生きる」ホームを実現されている方々にインタビューし、ケアと場づくりにおいて大切な共通のパターンを30個の「ことば」に抽出しました。それらが提示するのは、実際の取り組みで参考になる、実践のあり方とその背後にある考え方です。本書ではこれを用いた研修等についても具体的な方法と体験者の声を紹介しています。
本書は高齢者向けホームをつくり運営する人や、ケアに従事する人の視点に立って書かれていますが、これらの「ことば」はケアの本質に迫るものですので、障がいのある方のケアや子育て、教育などさまざまなケアにも活かすことができます。
内容説明
いきいきと毎日を過ごし、なじみの仲間もいるあたたかな居場所。ケアする・されるという関係を超えて、みんなが「ともに生きる」ことができるホーム。地域や社会とつながり、生きがいを感じられる活動の場。最期までやさしさに包まれながら、人生をまっとうできる場所。本書では、そのような「ともに生きる」ホームを実現されている方々にインタビューし、ケアと場づくりにおいて大切な共通のパターンを30個の「ことば」に抽出しました。それらが提示するのは、実際の取り組みで参考になる、実践のあり方とその背後にある考え方です。本書ではこれを用いた研修等についても具体的な方法と体験者の声を紹介しています。本書は高齢者向けホームをつくり運営する人や、ケアに従事する人の視点に立って書かれていますが、これらの「ことば」はケアの本質に迫るものですので、障がいのある方のケアや子育て、教育などさまざまなケアにも活かすことができます。
目次
ともに生きることば(自然に暮らせる居場所をつくる;地域・社会に根ざす;そばに居続ける)
「ともに生きることば」の活用・実践
「ともに生きることば」を用いた研修・ワークショップ
参考―パターン・ランゲージとは
著者等紹介
金子智紀[カネコトモキ]
慶應義塾大学SFC研究所上席所員、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程在籍中。修士(政策・メディア)。NPO法人MOTTAI理事、日本認知症国際プラットフォーム編集長、および、令和3年度老人保健健康増進等事業「認知症に関する国際交流プラットフォーム構築のあり方に関する調査研究事業」の委員を兼任。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が支援する慶應義塾大学における次世代研究者挑戦的研究プログラム『未来社会のグランドデザインを描く博士人材の育成』採択(2021年度)。2014年に『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』(丸善出版)の作成に関わり、以降、国内外にて認知症になっても以前と同じように暮らしていける社会の実現を目指したまちづくりの活動・講演・ワークショップを実施。2015~2020年は、NPO法人認知症フレンドシップクラブの本部スタッフとして、RUN伴やbeOrange認知症まちづくり基金、認知症多世代まちづくりプロジェクトなどの運営にも携わる
井庭崇[イバタカシ]
慶應義塾大学総合政策学部教授。博士(政策・メディア)。株式会社クリエイティブシフト代表、パターン・ランゲージの国際学術機関The Hillside Group理事、および、一般社団法人みつかる+わかる理事。専門は、創造実践学、創造の哲学、未来社会学。これからの社会ヴィジョンとして「創造社会」を掲げ、一人ひとりが創造性を発揮しながら「ナチュラルにクリエイティブに生きる」ことを支援する研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。