出版社内容情報
日本初の相続問題専門の信託実践書!
遺言書では「どのように相続人に財産を与えるか」までは指示できない。そこで、日本でも可能になった信託による相続対策をいち早く解説。
マイケル・ジャクソンの相続問題で、遺言書と同様にジャクソン・ファミリー・トラストという信託が利用されたことにお気付きだろうか。実は米国では、相続対策として遺言と信託を併用するのが一般的。というのも、遺言だけでは解決できない問題があるからだ。
▼たとえば、あなたが遺言で我が家を奥さんに与えたとする。持ち家を相続した奥さんが再婚して亡くなると、持ち家の半分は再婚相手のものとなり、一緒に住んでいた自分の子供は家を手放すことになるかもしれない。このような問題が起こらないように、米国では信託を利用しているのだ。
▼実は日本でも信託法が84年ぶりに改定されたことによって、この信託を相続対策に利用できるようになった。本書は信託というものの仕組みから利用例、実務までをわかりやすく解説した、日本初の「相続のための信託実践書」である。将来にわたってトラブルのない相続のために、ぜひ備えておきたい一冊である。
●はじめに ――84年ぶりに相続対策が変わった
●第1章 従来の相続対策とその問題点
●第2章 相続の新戦略 その名は信託
●第3章 信託の利用例について
●第4章 信託の実務について
●第5章 信託と税金について
●第6章 信託と生命保険の活用法
●おわりに
内容説明
「誰に、どの財産を残すか?」から「どのように、相続人に財産を与えるか?」へ。「遺言+信託」で思い通りの相続対策ができる!信託のしくみから利用例、実務までわかりやすく解説。日本初の相続のための信託実践書。
目次
第1章 従来の相続対策とその問題点
第2章 相続の新戦略その名は信託
第3章 信託の利用例について
第4章 信託の実務について
第5章 信託と税金について
第6章 信託と生命保険の活用法
著者等紹介
方波見寧[カタバミヤスシ]
一橋大学卒。大手証券会社を経て、2001年にイーデルマン・ジャパンを設立。現在、同社代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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