出版社内容情報
貧しい生い立ちから立身を遂げた雄渾な生涯。
幕末土佐の地下浪人の家に生まれた貧しい生い立ちから、坂本龍馬を援け、大三菱の総帥となってゆく雄渾な一生を丹念に描き上げる。
先が読めない時代こそ、豪胆に逞しく己を貫け!
▼欧米列強のアジア侵略の脅威が迫る幕末に土佐の貧しい地下浪人の家に生まれた弥太郎。海運・貿易・殖産による富国強兵策を積極的に推し進める参政・吉田東洋に見いだされた彼は、藩貿易、先進技術の導入を求め、長崎へ。数々の苦難に見舞われ雌伏の時を経るも、時代は彼に活躍の舞台を与え、海援隊・坂本龍馬に引き合わせた。後藤象二郎とともに龍馬を援け、薩長同盟、大政奉還の実現に奔走する。やがて龍馬の志を引き継ぎ、三菱を創業、日本の海運・貿易を担うまでに。本書は、己の信念を貫き、近代日本の夜明けを雄渾に生きた男の生涯を描き上げる。
▼【本書の内容】長崎に眩惑する弥太郎/吉田東洋暗殺犯人の追跡/龍馬と海舟と隆盛/龍馬と長崎の亀山社中/後藤象二郎の登場/弥太郎と海援隊/弥太郎の談判と龍馬の死/明治の新風に躍動する/台湾征討から西南戦争/多角経営と十四年の政変/巨星、墜つ
【第1部】長崎の弥太郎と龍馬
●第1章 長崎に眩惑する弥太郎
●第2章 吉田東洋暗殺犯人の追跡
●第3章 龍馬と海舟と隆盛
▼【第2部】弥太郎と海援隊
●第1章 龍馬と長崎の亀山社中
●第2章 後藤象二郎の登場
●第3章 弥太郎と海援隊
●第4章 弥太郎の談判と龍馬の死
▼【第3部】弥太郎、三菱を創業する
●第1章 明治の新風に躍動する
●第2章 台湾征討から西南戦争
●第3章 多角経営と十四年の政変
●第4章 巨星、墜つ
●参考文献
内容説明
先が読めない時代こそ、豪胆に逞しく己を貫け。
目次
第1部 長崎の弥太郎と龍馬(長崎に眩惑する弥太郎;吉田東洋暗殺犯人の追跡;龍馬と海舟と隆盛)
第2部 弥太郎と海援隊(龍馬と長崎の亀山社中;後藤象二郎の登場;弥太郎と海援隊;弥太郎の談判と竜馬の死)
第3部 弥太郎、三菱を創業する(明治の新風に躍動する;台湾征討から西南戦争;多角経営と十四年の政変;巨星、墜つ)
著者等紹介
武田鏡村[タケダキョウソン]
1947年新潟県生まれ。作家、日本歴史宗教研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
ブウ
izumi
ハッシュ
チョキ