出版社内容情報
食べ物を変えれば、体調が変ります!
長い間受け継がれてきた伝統食には、体にいいものがたくさんあります! 日本のみならず世界各地に伝わるおいしい薬食を紹介します。
世界各地に伝わる伝統食には、驚きの薬効があります!
▼そう、体にいいからこそ、伝統食は長年受け継がれてきたのです。
▼そして、旬の食材には、その時期に必要な栄養素が詰まっています。旬のもの、そして、その土地で採れたものを食べることは、非常に理にかなっていることなのです。
▼冬の厳しい寒さにみまわれる長野県では、体を温める効果があるニラせんべいが食されてきました。夏には最高気温が40度を超えるドバイでは、ビタミン、ミネラルも豊富で栄養価の高いパセリをサラダにし、暑さをのり切っています。
▼このほかにも、沖縄、韓国、ベトナム、ロシア、ブルガリアなど、さなざまな地域に伝わる食の知恵を紹介します。
▼日々の暮らしに取り入れて、健康な毎日を過ごしましょう。
●はじめに
●第一章 男性の長寿日本一、長野の条件
●第二章 沖縄・自然と薬食がベースの伝統長寿食
●第三章 健康食の宝庫「お米の国」ベトナム
●第四章 韓国の宮廷料理は薬食の原点
●第五章 旅で出合った伝統の味
●あとがきにかえて
●参考文献
内容説明
薬は家庭の台所にあり!体に良いからこそ続いてきた伝統食。旬の食材には、その時期に必要な栄養分が含まれています。日々の暮らしに取り入れて、健康な毎日を過ごしましょう。
目次
第1章 男性の長寿日本一、長野の条件(厳しい気候をも克服する自然との共生;健康体の基礎をつくった自然の食材 ほか)
第2章 沖縄・自然と薬食がベースの伝統長寿食(沖縄本島、宮古、八重山の自然と食;伝統食と現代食がせめぎ合う沖縄本島 ほか)
第3章 健康食の宝庫「お米の国」ベトナム(新鮮な食材、豊かな伝統食;家族の健康を支える女性たち ほか)
第4章 韓国の宮廷料理は薬食の原点(人間文化財ファン・ヘソン先生に聞いた宮中の伝統;薬食同源の「薬念」「薬飯」「九折板」 ほか)
第5章 旅で出合った伝統の味(変わるアジアの家庭料理;各地で学んだ暑さをのり切る健康食 ほか)
著者等紹介
三浦行義[ミウラユキヨシ]
1938年、秋田県生まれ。放送ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。NHKでは、テレビ、ラジオのニュースを始め『きょうの料理』『男の食彩』『関西発ラジオ深夜便』の“こころの時代”などを担当。秋田、福岡、沖縄、大阪など10回の転勤で興味をもった郷土料理や地酒の取材を続ける。現在、放送の他、各種シンポジウムのコーディネート、司会、新聞や雑誌などに専門の「話力」や旅、料理、酒などについて執筆、講演活動も行っている。日本旅のペンクラブ理事
大野尚子[オオノナオコ]
1949年、京都府宇治市生まれ。旅行ジャーナリスト。新聞・雑誌の記者、編集者を経て、2002年まで『月刊アジア倶楽部』編集長。約30年間、日本全国の食や温泉を取材。この15年はベトナムを始め、韓国や台湾、マレーシアなど、アジアの旅と食事情に関する取材、執筆を続け、ラジオ、テレビ、講演などでも旅を語る。現在、NHK『関西ラジオワイド』にレギュラー出演、“アジア旅情報”を担当。朝日カルチャーセンター講師、(社)日本ベトナム経済交流センター顧問、日本旅のペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。