出版社内容情報
龍馬の実像とは何か。時代の流れの中に読む。
複雑な人脈図の中にキラ星のように人物が散りばめられた幕末時代。その主役、坂本龍馬の言行の真実を、豊富な史料から浮き彫りにする。
司馬遼太郎の不朽の名作『竜馬がゆく』によって、幕末史の大スターとして知られる坂本竜馬。2010年のNHK大河ドラマも、『龍馬伝』に決定し、そのキャスティングなどから、新たな竜馬像の創出と展開が期待されている。本書では、日本屈指の「時代・歴史小説の読み手」であり、このジャンルに深い造詣を持つ著者が、数多の「坂本竜馬伝」の中から読みどころのあるものを厳選抽出し、その中に、「果たして、あの時代に竜馬が本当にやりたかったこととは何なのか?」を、探ってゆく。風雲の時代を駆け抜けた男の志のありかを読み抜く、力作歴史読み物である。
●はじめに
●序章 竜馬の「本意」を読み解くことの難しさ
●第一章 竜馬を竜馬たらしめた歴史事業を検証する
●第二章 近代がやってきた? 竜馬が生きた時代
●第三章 竜馬の人間感と社会感
●第四章 竜馬は商人ではない
●第五章 竜馬の学校 人生いたるところに「先生」がいる
●終章 竜馬が暗殺されなかったなら
●資料 坂本竜馬関係略年譜、引用・参照著作、人名索引
内容説明
風雲の時代を駆け抜けた男が本当にやりたかったことは何だったのか?竜馬の志を読み抜く力作書下ろし。
目次
序章 竜馬の「本意」を読み抜くことの難しさ
第1章 竜馬を竜馬たらしめた歴史事業を検証する
第2章 近代がやってきた?竜馬が生きた時代
第3章 竜馬の人間感と社会感
第4章 竜馬は商人ではない
第5章 竜馬の学校―人生いたるところに「先生」がいる
終章 竜馬が暗殺されなかったなら
著者等紹介
鷲田小彌太[ワシダコヤタ]
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科哲学・哲学史専攻博士課程修了。三重短期大学教授を経て、札幌大学教授。専門は、哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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