PHP新書
余韻のある生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569773018
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0230

出版社内容情報

また会いたいと思わせる魅力の本質を語る。

「また会いたい」と思わせる人間的魅力の本質とは何か? 上流階級や一流の政財界人の実例から「人づきあいの極意」を解き明かす。

その人のことを思い出すと笑みがこぼれる。できることなら、また会いたいと願う。こころの底にほのかで温かいイメージが残って、優しい気持ちになれる――誰でも一度や二度は経験したことがあるはずだ。いつまでたっても忘れられない余韻を残す人たち。彼らは、いったい何を語り、どう振る舞っているのか? 帰り際の一言、雨降る日のお見送り、お茶のルール、夫婦間の敬語、若い頃からの“離活”、上流階級独特の言い回し、温かい笑顔……“立派な庶民”から高貴な方々まで、著者の広い交友関係から考察された、いい人生の送り方。

▼○言葉遣いと仕種、○妃殿下に備わる特別な気品、○御所言葉と戦前の宮中、○古き良き時代の社交術、○これからも会いたいと思う人、○祖母が持っていたぽち袋、○心に残るのは帰り際の一言、○どんなお洒落も上品には適わない、○自分が嫌いな人への親切、○会話とお土産の気配り、○「立派な貧乏人」がいなくなった、○ブランドを信用しすぎない、○温かい笑顔を絶やさない etc.

●はじめに 
●第1章 余韻のある人 
●第2章 余韻のない人 
●第3章 草食系男子を改造する 
●第4章 夫婦だってやっぱり他人 
●第5章 賢い離活のすすめ 
●第6章 接客の技術 
●第7章 ブランド物に振り回されない 
●第8章 知っておきたい上流社会のしきたり

内容説明

その人のことを思い出すと笑みがこぼれる。できることなら、また会いたいと願う。こころの底にほのかで温かいイメージが残って、優しい気持ちになれる―誰でも一度は経験したことがあるはずだ。いつまでたっても忘れられない余韻を残す人たち。彼らは、いったい何を語り、どう振る舞っているのか?帰り際の一言、雨降る日のお見送り、お茶のルール、夫婦間の敬語、若い頃からの“離活”、上流階級独特の言い回し、温かい笑顔…“立派な庶民”から高貴な方々まで、著者の広い交友関係から考察された、いい人生の送り方。

目次

第1章 余韻のある人
第2章 余韻のない人
第3章 草食系男子を改造する
第4章 夫婦だってやっぱり他人
第5章 賢い離活のすすめ
第6章 接客の技術
第7章 ブランド物に振り回されない
第8章 知っておきたい上流社会のしきたり

著者等紹介

工藤美代子[クドウミヨコ]
1950年東京生まれ。ノンフィクション作家。ヴァンクーヴァーのコロンビア・カレッジを卒業後、カナダ在住。1991年『工藤写真館の昭和』(ランダムハウス講談社文庫)で講談社ノンフィクション賞受賞。1993年に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アコ

21
三笠宮百合子妃殿下や笹川陽平氏の気品あふれるエピソードは美しい「余韻」そのもの。皇族方の生活に興味を持つ。この方向で進むのかと思いきや、3章め以降は草食系男子狙いの婚活や熟年離婚=離活テクニック、若い女性のブランド物信仰など、まるで違う本のよう。無理やりタイトルの「余韻」につなげているような。最後に皇族話に戻るのもなんだかなあ。読みやすい文章だけど構成に不満。先日家族史を読んだので、工藤さんご本人の話は身近に感じられたけど…うーん。2017/05/10

ちいくま

2
皇族の方々の立ち居振る舞いの記述に、品の良さや心の余裕が「余韻のある生き方」に繋がっていくのね?と思いながら読み進めていくと、びっくり仰天な方向へ流れていくのよー草食男子の調教とかオヤジのセクハラとか。途中、何度も表紙のタイトルを確認。新書って、ときどき内容とタイトルの乖離が大きくて面白い。2016/01/21

go-rie

2
「品良く生きる」とまでは行かなくても、自分以外の人に不快感を与えず、小さな幸せ感(余韻)みたいなものを残せるような生き方をしたいです。とりあえず、人生に余裕を持つところからはじめようと思います。2012/02/10

鵞鳥

2
下品な物言いは、確かによろしくないと思います。2011/12/10

イカ男

2
皇族のマナーの良さを例にあげながらお説教をぶたれてもねぇー。読み終えて、後味の良くないエッセイで、この人の作品をもっと読んでみたい気にさせない余韻を得ました。2011/08/07

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