出版社内容情報
藤沢市民が主役の福祉マンション建設奮闘記。
2007年10月、神奈川県藤沢市に誕生した「ぐるーぷ藤一番館・藤が岡」が示す新しい福祉のかたちを徹底ルポした書。
神奈川県藤沢市の福祉マンション「ぐるーぷ藤一番館」には全国から視察が絶えない。その理由は、市民たちの出資だけでつくったこと、老人ホームはもちろん精神障害者のグループホームや幼児園まで同居していること、地元の建設会社が赤字覚悟で建築を請け負ったこと、介護の仕事は3Kといわれ人手不足なのに、ここで働きたいという人が引きも切らないこと……いずれも介護の常識から見れば異例のことばかり。
▼本書は、この福祉マンションを建てた中心人物であるNPO法人「ぐるーぷ藤」の鷲尾公子理事長をはじめ、現場で活躍するスタッフや藤沢市の行政担当者などに取材、新しい福祉のかたちを追究したルポルタージュである。
▼投薬が減ってきた精神障害者、子どもたちに昔の唄を教えるお年寄り、活き活きと働く80歳のヘルパー……「地域に必要なものをすべて入れたら、こういうかたちになった」という施設の全容をとくとご覧あれ!
●序章 最初は普通の主婦だった
●第1章 母親の介護で現実を知る
●第2章 介護の常識を打ち破れ
●第3章 福祉マンション建設へ
●第4章 地域の駆け込み寺として
●第5章 スタッフが増え続ける秘密
●終章 介護という仕事のすすばらしさ
●あとがき
内容説明
全国から視察が絶えない「福祉マンション」はいかにして生まれたのか?神奈川県藤沢市の「ぐるーぷ藤一番館」が画期的なのは、市民たちが出資してつくったこと、老人ホームから精神障害者のグループホームや幼児園まで同居していること。介護の常識、福祉の限界を打ち破る試みを徹底取材。
目次
序章 最初は普通の主婦だった
第1章 母親の介護で現実を知る
第2章 介護の常識を打ち破れ
第3章 福祉マンション建設へ
第4章 地域の駆け込み寺として
第5章 スタッフが増え続ける秘密
終章 介護という仕事のすばらしさ
著者等紹介
網中裕之[アミナカヒロユキ]
1958年生まれ。兵庫県西宮市出身。早稲田大学教育学部国語国文科卒。出版社勤務の後、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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