出版社内容情報
企業経営に必須のCSR、完全理解本。
厳しい経済環境の中でなぜ企業はCSRに積極的に取り組むのか。日本を代表する企業の事例からその意義と本質が学べる実践的手引書!
近年、企業に対する評価の仕方は大きく変わりつつある。収益力や賃金の高さに加え、環境対応、消費者目線の商品開発、不祥事を防ぐコンプライアンスの実践など、CSR(企業の社会的責任)の実践度合いが企業の評価に大きな影響をもたらすようになった。今や、企業経営に欠かすことができず、全社を挙げて取り組むべき課題となっているCSRを、日本のリーディングカンパニーはどのように取り入れ、消費者からの信頼獲得に繋げているのか? 企業不祥事防止に取り組むNECのコンプライアンスの実践、多様な人材を活用するパナソニックの外国人採用プラン、ベネッセでのワークライフバランスの取り組み、水資源を守るため森林保全活動を行う飲料会社、下請け先との公正な取引を進めるオムロンの従業員教育、交通安全教室を行うトヨタ自動車、カンボジアでの学校建設事業を展開するイオンなど、各社が取り組むCSRの最新事例を紹介する。
●第1部 CSRの基本
●第2部 企業におけるCSRの実践
●第3部 用語解説
●CSR実践のための「振り返りチェックリスト」
●資料提供企業一覧
内容説明
ガバナンス、リスクマネジメント、コンプライアンス…企業のブランド力を高める極意がここにある。
目次
第1部 CSRの基本(CSRって何?;CSRの7つの中核主題;どうしてCSRが必要なの?)
第2部 企業におけるCSRの実践(組織統治;人権;労働慣行;環境;公正な事業慣行;消費者課題;コミュニティ参画および開発)
第3部 用語解説