甲子園―刻まれた伝説

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569772363
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

甲子園大会を沸かせた主役たちの熱いドラマ。

怪物江川、サッシー酒井、パワーの池田、決勝再試合の駒苫……、記憶に残る甲子園の主役たちの鼓動が蘇る珠玉のノンフィクション。

高校野球のメッカは甲子園球場です。春夏の甲子園大会の長い歴史の中で、いまでも私たちの心にのこる伝説の試合がいくつかあります。そのゲームはドラマを演じた選手のみならずかかわった監督、審判の人生にも後々大きな影響を与えています。

▼本書はそんな甲子園の歴史に刻まれた試合を題材に、その試合に隠された感動の挿話やかかわった人々のその後の人生の物語をていねいに紡ぎ出したルポールタージュです。

▼採り上げた6つのルポは下記の通りです。

▼◎怪物江川、敗れる 広島商業・達川光男

▼◎「延長18回」の肩書き 星稜・堅田外司昭

▼◎豪打池田の衝撃 池田・江上光治

▼◎サッシーの夏 海星・酒井圭一

▼◎優勝投手の流浪 桐生第一・正田樹

▼◎連覇の傷あと 駒大苫小牧・香田誉士史

▼あのゲーム、そしてゲームにかかわった人たちが、驚くべき試練や人生の深い妙味を味わっていたとは。

▼繰り広げられた熱戦はその試合だけで終わりません。その熱は自らの意思や周囲の思惑を越え、何か大きな力に導かれるように人生を左右します。

▼高校野球ファンのみならず楽しめる1冊です。

内容説明

ドラマチックシーンをめぐる選手、監督の思いとその後の人生の軌跡―。語り継がれる名勝負、名シーンをめぐる球児たちの物語。

目次

第1章 怪物江川、敗れる―広島商業・達川光男 1973年4月5日 広島商業vs.作新学院
第2章 「延長18回」の肩書き―星稜・堅田外司昭 1979年8月16日 箕島vs.星稜
第3章 豪打池田の衝撃―池田・江上光治 1982年8月18日 池田vs.早稲田実業
第4章 サッシーの夏―海星・酒井圭一 1976年8月17日 崇徳vs.海星
第5章 優勝投手の流浪―桐生第一・正田樹 1999年8月21日 岡山理大付vs.桐生第一
第6章 連覇の傷あと―駒大苫小牧・香田誉士史 2006年8月21日 駒大苫小牧vs.早稲田実業

著者等紹介

矢崎良一[ヤザキリョウイチ]
1966年山梨県生まれ。出版社勤務を経て、独立。アマ・プロ問わず野球界を幅広く取材し、ルポルタージュを執筆

渡辺勘郎[ワタナベカンロウ]
1959年東京都生まれ。『週刊文春』契約記者を経てフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

15
○著者の思いが入っていないので読みやすいです。達川、堅田、江上の各選手、香田監督の話が面白かったです。2024/03/07

2
野球本の中では著者の主観が抑え気味で、無駄に読者の感動を得ようという煽りもなくいい感じで読めた。と言うか、私が初めて野球に興味を持ったきっかけにもなった池田高校の江上氏へ取材した章があって、それだけでも読んでよかったなあと思えた上に更に他にも興味深い人物が多かったので、久々に野球というジャンルの中の当たり本に出会った感じがした2014/09/29

宮葉メルコ。

0
香田監督の話を見るために図書館で借りた!竜也の名前は出て来たけど、大の名前はなかったなー(´・ω・`)2013/09/05

ウマカラス

0
なかなかの良本だと思う。注目度のあるエピソードに付随しているが、少し視点をずらした切り口が新鮮で、達川(江川)の話、星稜の延長18回の話、元駒大苫小牧の香田監督の話は、特に読み応えがあった。もっと注目されても良いのではないか。2012/07/29

YOS1968

0
甲子園ならではの逸話を二人のスポーツジャーナリストがまとめた本。昭和の怪物江川の出現のために広陵高校は勝つために特別な練習をしていた。甲子園に出るためではなく、甲子園で勝つための努力という志の高さには脱帽するしかない。2010/08/08

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