宮本武蔵の人生訓 (新装版)

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宮本武蔵の人生訓 (新装版)

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  • サイズ A6判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569772097
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

戦国から江戸へという時代の転換期を、自分で感じ、悩み、決断して“剣聖”となった宮本武蔵。その人生と言葉に学ぶ処世の知恵。

60数度の試合にすべて勝ち、巌流島の果たし合いで日本中に勇名を馳せた剣豪・宮本武蔵。だがその勝負を最後に武蔵は他者との試合をやめ、自分との闘いをはじめる。戦国乱世から太平の江戸時代へと移り変わる世には、実戦に強いだけの「剣」はすでに用いる場所がなかったのだ。29歳で巌流島の英雄となった彼だったが、その後の人生は「不遇」だった。大名に召し抱えられることもなく、めぼしい事跡も伝わらない。そして62歳のとき、自らが究めえた剣の奥義を書き記した『五輪書』の完成とともに、武蔵の人生は終わる。「我事において後悔をせず」「世々の道をそむく事なし」など、彼が残した名言には、自らの境涯と正面から向き合い、悩み、苦しみながら独自の哲学を確立した「人生の達人」の面影が垣間見える。本書は、そんな宮本武蔵の生きざまに思いを馳せた筆者がその卓抜した洞察眼で彼の言葉を現代向けに読みといた人生指南の書。

●まえがき 個人再構築の時代に ――宮本武蔵からのエール 
●序章 現代に通じる剣聖の時代 
●第1章 時代の流れに処す 
●第2章 職場・仕事における人間学 
●第3章 己に克ち、人生に勝つ 
●あとがきに代えて ――宮本武蔵が書いた本

目次

まえがき 個人再構築の時代に―宮本武蔵からのエール
序章 現代に通じる剣聖の時代
第1章 時代の流れに処す
第2章 職場・仕事における人間学
第3章 己に克ち、人生に勝つ
あとがきに代えて―宮本武蔵が書いた本

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
1927(昭和2)年、東京生まれ。東京都立大学事務長、東京都広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任。1979年、美濃部亮吉東京都知事の退任とともに都庁を去り、作家活動に専念する。都庁在職中の経験をもとに、人間管理と組織運営の要諦や勘所を歴史と重ね合わせた作品で、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。著書多数。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補。1999(平成11)年春、勲三等瑞宝章を受章。日本文芸家協会会員、日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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芸術家くーまん843

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■ものごとは、すべて事実だけを見つめて、その事実からスタートしよう。□その裏がどうであったという勘ぐりや詮索をしてみたところで、その事実そのものは決して動かせない。ひとの話に対して、いちいち勘ぐりを入れる人がいます。そういう人は、たいがい決断力に乏しいもの。勘ぐりや詮索ばかりをしていると、結局何が本質かを見失ってしまうのです。ものごとの事実、本質を見極め、勘ぐりを捨て、自分の決断した道をまっすぐに歩いていきたいものです。よりよくあろうと自分を修める。2012/09/25

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