出版社内容情報
勝家の系譜と、父・小吉の世界を描く。
哲人政治家・勝海舟はいかにして生まれたか? 勝家の系譜からひもとき、父・小吉と少年麟太郎(海舟)の関係のあり方を丹念に描く。
哲人思想家・勝海舟はいかにして生まれたのか? 曾祖父・米山検校と父・小吉の烈々たる生涯――。少年・麟太郎を取り巻く人々とその生い立ちから、「海舟精神」の源流を探る。
▼大物政治家不在の時代に問う、評伝大作!
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▼【上巻目次】
▼序章 海舟のいる風景――孫・高山正代の追想
▼第一章 もののふの血、踊る――勝家の家系海舟精神の源流
▼第二章 光明への旅立ち――男谷家の家系と盲人・米山検校
▼第三章 奔馬の譜――『夢酔独言』――父・小吉の世界
▼第四章 功なく名なく――平山子龍先生にみる勝父子の精神風土
●まえがき
●序章 海舟のいる風景 ――孫・高山正代の追想
●第一章 もののふの血、躍る ――勝家の家系と海舟精神の源流
●第二章 光明への旅立ち ――男谷家の家系と盲人・米山検校
●第三章 奔馬の譜 ――『無酔独言』――父・小吉の世界
●第四章 功なく名なく ――平山龍先生にみる勝父子の精神風土
内容説明
哲人政治家・勝海舟はいかにして生まれたのか?曾祖父・米山検校と父・小吉の烈々たる生涯―。少年・麟太郎を取り巻く人々とその生い立ちから、「海舟精神」の源流を探る。
目次
序章 海舟のいる風景―孫・高山正代の追想(孤高の人;裸の海舟 ほか)
第1章 もののふの血、躍る―勝家の家系と海舟精神の源流(「勝」姓を消した縁者;新鋭兵器扱う専門職 ほか)
第2章 光明への旅立ち―男谷家の家系と盲人・米山検校(杖に秘めた決意;盲目の天才たち ほか)
第3章 奔馬の譜―『夢酔独言』 父・小吉の世界(不良旗本の反省;妾腹の子に注ぐ愛 ほか)
第4章 功なく名なく―平山子龍先生にみる勝父子の精神風土(“心の師”を追憶;北方領土問題 ほか)
著者等紹介
勝部真長[カツベミタケ]
大正5(1916)年東京生まれ。昭和15年東京帝国大学文学部倫理学科卒業。同大学院修了ののち、東大副手、東大講師、お茶の水女子大学教授をへて同名誉教授。専攻=比較思想史、倫理学。平成17(2005)年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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