PHP文庫<br> 万葉集に隠された古代史の真実

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万葉集に隠された古代史の真実

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  • サイズ 文庫判/ページ数 313p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569769530
  • NDC分類 911.125
  • Cコード C0121

出版社内容情報

『万葉集』は単なる日本最古の歌集ではなかった! 「恋の歌は本当は政争の歌だった」など、『日本書紀』が抹殺した本当の歴史に迫る一冊。

内容説明

『万葉集』は、一般に知られているような「おおらかで牧歌的」な文学作品ではなかった!本書は、新元号「令和」の典拠となった謎多き『万葉集』の真実の姿に迫る1冊。「『梅花の宴』をめぐる序文に込められた本当のメッセージとは何だったのか?」など、巧妙に仕組まれたからくりを、一つひとつ解きほぐし、その謎の真相に迫っていく。

目次

第1章 「令和」に蘇る“奪われた者”たちの影(通説では説明しきれない「万葉の時代」の実像;「令和」の典拠「梅花の宴」とはいかなる場面だったのか ほか)
第2章 『万葉集』に綴じられた古代の肉声(『万葉集』はいつ編まれたのか;何回かに分けられて編纂された『万葉集』 ほか)
第3章 石川女郎と大津皇子の謎(『万葉集』とヤマトへの郷愁;幻想的な「かぎろひ」の歌 ほか)
第4章 持統天皇が隠した古代史の真実(持統天皇が意図的にもたらした政権の変貌;天武天皇が絶大な支持を得られた理由 ほか)
終章 敗れ去った者たちへの鎮魂歌(安積親王の死を嘆く大伴家持;聖武天皇治下、人生最良の日々 ほか)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、そして日本史全般にわたる研究・執筆活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fseigojp

8
奈良時代が少しわかった気がする 古今集にも期待2019/08/17

野の花

7
万葉集は、藤原氏によって隠された真実を暴くものである。ただ単に牧歌的な文学ではなく、裏に隠された恐いところがわかってくる。2020/11/26

Jimmy

1
相変わらず関さんは軽く読める。どちらかと言えばトンデモ仮説の人に分類されるが、丹念に参考文献を上げて勉強しているな、と思わせるところが井沢よりもワンランク上、といった感じ。今作は、令和から万葉集というので過去の作の改題再編集モノというところが安直ですが、その切り込み方は結構へーっ!感があってお得な一冊でした。2019/09/17

asky0084

0
★★★☆☆2019/08/19

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