PHP文庫<br> 歴史の勝者にはウラがある―日本人が誤解している戦国史

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PHP文庫
歴史の勝者にはウラがある―日本人が誤解している戦国史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569768670
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0121

出版社内容情報

日本人がイメージする戦国史は、秀吉や家康など天下人に都合よく改変されたものばかり――。実は、秀吉は小田原城を最後まで“落城”させられず、“忠臣の鑑”と名高い家康の家臣団はとんでもない不良揃いだったと聞けば驚くだろうか?
本書は、人気歴史作家が「冴えわたる智謀」「意外な敗戦秘話」「戦国合戦の奇手奇策」「情けなき愚将たち」「生き残りをかけた策謀」など、“通説”のウラ側に隠された真相を大胆に解き明かす。戦国時代の誤解が吹き飛ぶ一冊。
『戦国合戦・15のウラ物語』を改題。
【本書の内容】
「小早川隆景――じつは、徹底的な頭脳戦! 厳島の奇襲を演出した知将」「白井入道――10倍もの軍勢で攻め寄せる謙信を破った謎の軍師」「三方原の戦い――いちばんの敵は味方だった!? 家康を大敗させたダメ家臣団」「石田三成――武功のためなら味方も欺く! 満天下にさらした戦下手」「毛利輝元――天下人の夢ふたたび? 大坂の役の謀反計画」……ほか

河合 敦[カワイ アツシ]
著・文・その他

内容説明

日本人がイメージする戦国史は、秀吉や家康など天下人に都合よく改変されたものばかり。実は、秀吉は小田原城を最後まで落城させられず、“忠臣の鑑”と名高い家康の家臣団はとんでもない不良揃いだった。本書は、人気歴史作家が「意外な敗戦秘話」「戦国合戦の奇手奇策」など、“通説”のウラ側に隠された真相を大胆に解き明かす。戦国時代の誤解が吹き飛ぶ一冊。

目次

第1章 冴えわたる智謀(小早川隆景―じつは、徹底的な頭脳戦!厳島の奇襲を演出した知将;白井入道―一〇倍もの軍勢で攻め寄せる謙信を破った謎の軍師 ほか)
第2章 意外な敗戦秘話(三方原の戦い―いちばんの敵は味方だった!?家康を大敗させたダメ家臣団;小田原攻め―追い詰められたのは秀吉!?ついに“落城”しなかった小田原城 ほか)
第3章 戦国合戦の奇手奇策(松山城モグラ作戦―関東の勢力図を塗り替えた天然の要害の争奪戦!;三木城干殺し作戦―前代未聞!互角の兵力で始まった二年にわたる攻囲戦 ほか)
第4章 情けなき愚将たち(石田三成―武功のためなら味方も欺く!満天下にさらした戦下手;荒木村重―有岡城本丸での悲惨な人質交渉!一族郎党を見捨てた男)
第5章 生き残りをかけた策謀(志賀親次―島津の大軍を孤塁で撃退!知られざる豊後の名将;毛利輝元―天下人の夢ふたたび?大坂の役の謀反計画 ほか)

著者等紹介

河合敦[カワイアツシ]
歴史作家。多摩大学客員教授。早稲田大学非常勤講師。1965年、東京都町田市生まれ。青山学院大学卒。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。文教大学付属中学・高等学校教諭などを経て、現在に至る。旺盛な執筆、講演活動だけでなく、『世界一受けたい授業』などテレビ出演も多数。第17回郷土史研究賞優秀賞(新人物往来社)、第6回NTTトーク大賞優秀賞を受賞。2018年雑学文庫大賞(啓文堂書店主催)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

97
一般的に知られていない戦国時代の合戦や武将のエピソードを纏めた、という印象で手にとったが章によっては割と一般的なエピソードも。著者の他の本でも同じだが、「おそらく」「かもしれない」「きっと」「だろう」「だと思う」「違いない」など著者のイメージを多用している。しかもそういう文章が太字になっており、著者の好みが顕著に表れている。娯楽本以上の読み物ではない。2019/04/17

いざなぎのみこと

4
日本史好きなので読んでみました。有名な戦国時代の出来事の裏側、意外に知りませんでした。家康の三方ヶ原の敗走や秀吉の水攻めや小田原攻めなど、文献を元に様々な角度から考察する一冊。物事を一面、ステレオタイプで判断しないようにしたいものです。2020/08/31

カズザク

3
出張の時はいつも本を持っていくんだけど、この時は忘れたので京都駅の売店で購入。タイトルの「裏話」に惹かれて購入を決めたのに、期待していたほど「裏話」は出てこず、どこで聞いたことがある、読んだことがある内容がほとんどだった。出てくる「裏話」も、史実というよりは著書の空想?想像?って内容ばかり。軍神・謙信を撃ち破った名将、落ち目の大友家を見捨てず孤軍奮闘した名将、二条城の会見の際に、嘘をついて密かに軍勢を集めていた正則の話は、初耳だった。輝元の野望…そんな器だったっけ?史実かどうかは?だけど、失礼ながら失笑。2020/01/25

おかポン

2
一般的には表に出てこないエピソードを集めた一冊。日本史が好きな人にはお馴染みの話だと思う。読みやすいので誰にでもおすすめできる。2019/09/01

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