出版社内容情報
壮絶な長篠合戦を経て、真田家を継ぐ運命を背負った昌幸。しかし武田家は滅亡し、さらなる苦難が襲い掛かる……。稀代の謀将の生涯。
海道龍一朗[カイトウリュウイチロウ]
著・文・その他
内容説明
誰も救えぬ温情よりも、何かを救う非情を―!壮絶なる長篠の合戦で二人の兄を失い、真田家を嗣ぐこととなった昌幸。しかし武田家の滅亡を食い止めることができず、信長から秀吉へと天下の趨勢も大きく移り変わっていく。昌幸は戦国乱世という荒波の中で真田家を守るため、次々と非情な采配を下していくのだが、そこに徳川家康からの理不尽な要求が突きつけられてきた…。果たして昌幸の決断とは。
著者等紹介
海道龍一朗[カイトウリュウイチロウ]
1959年生まれ。2003年に剣聖、上泉伊勢守信綱の半生を描いた『真剣』でデビュー、中山義秀文学賞の候補作となり、書評家や歴史小説ファンから絶賛を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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