出版社内容情報
落語芸術協会から脱退して生まれた立川流の家元・談志と弟子たち。その奇妙で独特な世界を、談志イズムを継承した志らくが軽妙に語る。
内容説明
「傑出した文化は鎖国から生まれる」。一時の立川流はまちがいなく鎖国社会だった。落語立川流は、寄席で修業できなかろうが、昔の落語ファンから罵声をあびようが、信じて修業を重ねてきたアウトロー集団。いまでは、落語界を牽引する、志の輔、談春、志らく、談笑“立川流四天王”を育てた「談志イズム」とはなにか。談志原理主義の著者が本書で語り尽くす。
目次
序章 「立川流」とはなんなのか
第1章 継承される「談志イズム」
第2章 談志への愛、演劇への愛
第3章 立川談春伝説
第4章 個性なのか、ぶざまなのか
第5章 立川志らく伝説
第6章 談志の価値観、一門の了見
第7章 立川談志伝説の真相
終章 立川流はどこへ行くのか
著者等紹介
立川志らく[タテカワシラク]
落語家、映画監督(日本映画監督協会所属)、映画評論家、劇団「下町ダニーローズ」主宰。1963年、東京都に生まれる。1985年、日本大学芸術学部在学中に立川談志に入門、1988年に二つ目、1995年に真打ちへ昇進。二つ目時代は、兄弟子立川談春と組んだコントグループ「立川ボーイズ」としても活動。その後は、同世代の若者に落語の面白さを伝えることに力を注ぐ。その一環として、映画と古典落語を巧みに合体させた「シネマ落語」を次々と創作、70本を超える作品を発表している。そのほか、昭和歌謡曲博士、寅さん博士の異名をもち、さらにはTVコメンテーターなど活動は多岐にわたり、落語界の鬼才として注目され続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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