内容説明
2040年「ふるさと生き残り」の条件とは?自治体トップ24人、有識者36人の提言!76の実践例&資料!
目次
第1部 「ふるさと消滅」の衝撃(2040年―「極点社会」が到来する;ルポ―自治体に何が起きているか)
第2部 人口急減社会の論点(社会と人口;人口減と経済・財政;地方と人口減;人口減と自治体;人口減と若者;女性・家族・子育て;人口減と公共政策;人口減と雇用;人口減と安全保障;欧州との比較)
第3部 人口急減―克服への提言(知事に聞く“地方創生”の具体論;市町村長に聞く“わがまち”の少子化・人口流出対策;人口急減に対する国の施策)
第4部 動き出した自治体―生き残りを目指して(ルポ―魅力ある地域づくり;“わがまち”の人口減対策 News & Data)
第5部 座談会―人口減少社会の今、何をなすべきか
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
25
神野直彦「人口減少に脅えるな ルールは変わった」:人口という言葉には生身の人間との関係が断たれている(40頁下段)。特に少数で統計的に処理されるのは居た堪れない。人間の物化(41頁下段)への警鐘。大森彌「人口減少で自治体は『消滅』しない」:市町村が法人を放棄しない限り(77頁下段)。少子化対策は、血統主義→出生地主義へ(79頁下段)。 廣井良典「『若い世代のローカル志向』に支援を」: 日本を救いたいと考える若者がローカル志向を抱いている(97頁上段)。 2015/04/25
私的読書メモ3328
1
真っ向から相反する意見も含んで、様々な見地から、衝撃的だった人口減、自治体消滅について論じられており、とても良かったです。前向き、建設的な議論が多かったのも好印象。ただ、自治体消滅について、揚げ足取りや屁理屈(「合併でも消滅している」とか「法人格は消滅させようと思わなければ消滅しない」など)で否定する論客がわずかですがいたのが非常に残念。まあ、それも含めて、本書自体はとてもいい本です。2015/05/26
akanishi
0
全論点とうたうだけあって幅広い意見2017/07/31
くらーく
0
人の取り合いが始まるかもなあ。住みたくなる自治体(地域)は、どんなところだろうか。生まれ育ったところとは限らないだろうし。そうは言っても、全く知らないところもなあ。2015/08/22
原谷洋平
0
危機感を持って読むことができた2021/06/23