出版社内容情報
育児は、「育自」。やさしい子どもに育って欲しければ、親がまず思いやりのある人になること。シスターから子どもに関わるすべての人へ。
内容説明
子育てとは、一人ひとり違う子どもをありのままに受け入れ、その可能性を引き出すこと―。長年、学生とかかわり続けた著者が、子育てや教育の本質を、身近なエピソードや母との思い出を交えながら綴ったエッセイ集。「上手に育てよう」「誉められる親になろう」「親の期待に応えてほしい」ではなく、親と子どもが共に育ち、子どもに愛を伝え続けていくことの大切さに気づかせてくれる一冊。
目次
第1章 親の祈り(「親の祈り」;育てる 子どもと共に親も育つ;ほほえみの力 キャンドルサービス ほか)
第2章 やさしさの中に強さを(「ふたりの子供たちへ」;立ち上がる 思いやりのある子に;規範 甘やかすことと、やさしくすること ほか)
第3章 人を生かすもの(「私が願うのは」;試練 恵みは与えられた仕事についてくる;学生との約束 「もうちょっと生きてみよう」 ほか)
著者等紹介
渡辺和子[ワタナベカズコ]
1927年2月、教育総監・渡辺錠太郎の次女として旭川市に生まれる。51年、聖心女子大学を経て、54年、上智大学大学院修了。56年、ノートルダム修道女会に入り、アメリカに派遣されてボストン・カレッジ大学院に学ぶ。74年、岡山県文化賞(学術部門)、79年、山陽新聞賞(教育功労)、岡山県社会福祉協議会より済世賞、86年、ソロプチミスト日本財団より千嘉代子賞、89年、三木記念賞受賞。ノートルダム清心女子大学(岡山)教授を経て、同大学学長、ノートルダム清心学園理事長を務める。2016年、春の叙勲で旭日中綬章を受章。2016年12月30日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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