PHP文芸文庫<br> Wonderful Story

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  • サイズ 文庫判/ページ数 274p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569767536
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「犬」にちなんだペンネームに改名(!?)した5名の人気作家が、「犬」をテーマに読切短編を競作。いっぷう変わった小説アンソロジー。

内容説明

伊坂幸太郎・大崎梢・木下半太・横関大・貫井徳郎―当代きっての人気作家5人が、「犬」にちなんだペンネームに改名(!?)して夢の競演。昔話でおなじみの犬の思わぬ裏話や、「犬吠埼」で繰り広げられる物語、悪人が連れてきた犬や、人のために働く盲導犬の抱える秘密、そしてやたらと見つめてくる犬の謎とは…。個性豊かな犬たちが踊る、感動ありサプライズありの前代未聞の小説“ワンソロジー”、ここに登場!

著者等紹介

伊坂幸犬郎[イサカコウイヌロウ]
伊坂幸太郎。1971年、千葉県生まれ。東北大学法学部卒。2000年に『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビュー。04年に『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、08年に『ゴールデンスランバー』で第21回山本周五郎賞と第5回本屋大賞をダブル受賞するなど、受賞歴多数

犬崎梢[イヌサキコズエ]
大崎梢。東京都生まれ。書店勤務を経て、2006年に『配達あかずきん』でデビュー

木下半犬[キノシタハンイヌ]
木下半太。1974年、大阪府生まれ。劇団『渋谷ニコルソンズ』主宰の傍ら、2006年に『悪夢のエレベーター』で小説家デビュー。脚本家、俳優としても活動中

横関犬[ヨコゼキイヌ]
横関大。1975年、静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒。2010年に『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞してデビュー

貫井ドッグ郎[ヌクイドッグロウ]
貫井徳郎。1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞最終候補作となった『慟哭』でデビュー。2010年に『乱反射』で第63回推理作家協会賞を、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

110
表紙の可愛さと著者名にやられました!伊坂幸犬郎「イヌゲンソーゴ」は昔話パロディかと思ったらけっこうヘビーな事件に発展。犬崎梢「海に吠える」犬と少年と海。表情が見えるような、切なくて素敵な物語だった。木下半犬「バター好きのヘミングウェイ」虫唾が走るような話、かと思ったら意外な展開に!横関犬「パピーウォーカー」盲導犬訓練士という職業が興味深く、こんなトラブルもありそうに思えた。貫井ドッグ郎「犬は見ている」SF?オカルト?予想をはるかに越えるストーリー。ポチ新一さんのも読みたかったな。こういう企画大好き♪2017/09/16

じいじ

96
5人の作家による「犬」にまつわる作品集。著者もペンネームをひとひねりして意欲を見せています。伊坂幸犬郎の主人公は、停年退職した老夫婦。子供がいないので、捨て犬を飼うことに…。或る朝、道端のビニール袋を犬がクンクンします。開けてビックリ!1万円の札束がいっぱい…。平成のお伽話のようなお話です。私は初読みの横関犬の物語に胸が熱くなりました。盲導犬を育てる訓練士とパピーウォーカー(将来、盲導犬にする子犬を預かって育てる)の少年家族を描いた、ハートフルな物語です。心温まる楽しい「ワンちゃん」の本です。2020/09/19

miww

93
面白すぎるこの企画、表紙の作家さんの名前にウケて買ってしまった「ワンソロジー」。父親と田舎町に越して来た少年の話、犬崎梢さんの「海に吠える」。借金の絶えない夫と別れないと断言する肝の座った妻、木下半犬さんの「バター好きのヘミングウェイ」。盲導犬をめぐる人たちのジーンとくるお話、横関犬さんの「パピーウォーカー」。初読みの作家さん3作が好みかな。もちろん伊坂さん、貫井さんも安定の面白さです。「この企画の発起人」の解説も笑えました。2017/10/06

タイ子

89
5人の作家によるアンソロジーではなくワンソロジー。名前が犬に近い作家たちに声掛けして企画した作品集らしい。確かに名前が…ふふふ。横関さんの作品は以前読んだことがあるが、再読しても胸が熱くなる。伊坂さんは日本昔話か?!でも、伊坂さんらしい展開。大崎さんの鼻の奥がツーンとくるラストがいい。何と言ってもやられた!感の強い木下半犬さん。この流れはなんじゃこれ!?さすがです。どれもワンダフル!!読友さん、紹介ありがとうございました。2021/11/05

五右衛門

81
台風一過のなか配達中に大渋滞に捉まりその最中に読了しました(5時間くらい捉まってた)。大好きな伊坂氏をはじめ各作者、犬をテーマに書かれており読後得した気分でした。渋滞でイライラしていたのが嘘の様に和やかな気持ちにしてもらいました。わんダフル!2017/10/23

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