PHP文庫
世界史を変えた39の「道」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569767444
  • NDC分類 209.04
  • Cコード C0120

出版社内容情報

「新たな道」によって歴史は生まれた――。人類拡散の「出アフリカの道」から覇権国家の進撃路まで、世界史の流れは「道」で読み解ける。

内容説明

十字軍の遠征路によって、巨万の富を築いたイタリア都市がルネサンスの原動力に。大陸横断鉄道の誕生で、南北戦争で分裂に陥ったアメリカが再統一へと動き出す―。かつて“新しい道”ができることは、世界史を左右するインパクトがあった。本書では「征服」「伝道」「交易」など、今の世界を形づくる基盤となった39の道が、どう歴史を変えたのかを紹介する。写真・地図も満載!

目次

第1章 人類創世の「道」―古代史を彩る10の旅路を行く(出アフリカの道―アフリカを出た人類の十万年にわたる「偉大なる旅」;フェニキア人の植民活動―「アルファベット」を生んだ交易民族の地中海植民 ほか)
第2章 文明交流の「道」―中世を変えた12の道程をたどる(ゲルマン民族大移動の道―ローマ帝国を崩壊させ、中世を切り拓いた道;カール大帝の遠征路―フランス・ドイツ・イタリアの基礎をつくった覇王の遠征路 ほか)
第3章 世界拡大の「道」―近世を紡いだ10の道のりを繙く(レコンキスタの道―「イベリア半島の回復戦争」とそれを支えた巡礼路;インド航路―「大航海時代の先駆け」となったポルトガルの海洋政策の果実 ほか)
第4章 覇権国家の「道」―今を形づくった近代7つの“覇道”を読む(ナポレオンの帰還路―ウィーン会議を「妥協へと急がせた」皇帝のパリ帰還;大陸横断鉄道―北米フロンティアの消滅と、アメリカの太平洋進出の始まり ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メデスキ

1
「道」をコンセプトにしているため、大変楽しく侵略(移動)の過程が整理できました。

sa10b52

0
この手の本は関連性の乏しい事象を羅列するだけになりがちだと思ったのだけど、時間的・空間的繋がりが説明されて書かれていて勉強になった。持っている知識など高校の世界史くらいのものかつ、それも遥か彼方の記憶なので、道を切り口に楽しく読めた。ときにどのへんが道かは明確ではないものもあるけどそれはよしとしてよいでしょう。2024/11/20

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