PHP文庫<br> ジブリアニメで哲学する―世界の見方が変わるヒント

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ジブリアニメで哲学する―世界の見方が変わるヒント

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569767314
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0110

出版社内容情報

あの国民的アニメを哲学すれば、現実世界の本質が見えてくる! 人気哲学者が、楽しみながら頭がよくなる「思考の新しい鍛え方」を紹介。

内容説明

トトロに会えるのはどんな人?なぜ千尋は神隠しにあったのか?「飛行石」とはなんだったのか?アシタカが腕に呪いをかけられた理由。なぜカオナシは千を欲しがったのか?カルシファーは悪魔?流れ星?『崖の上のポニョ』はハッピーエンドなのか?宮崎駿監督の10作品の主要なモチーフである「風」「森」「城」「海」などを哲学し、私達が生きる現実世界の本質を解き明かしていく。作品自体のメッセージに迫りつつ、思考の楽しみを教えてくれる新感覚の哲学入門書。文庫書き下ろし。

目次

第1章 『風の谷のナウシカ』で哲学する
第2章 『天空の城ラピュタ』で哲学する
第3章 『となりのトトロ』で哲学する
第4章 『魔女の宅急便』で哲学する
第5章 『紅の豚』で哲学する
第6章 『もののけ姫』で哲学する
第7章 『千と千尋の神隠し』で哲学する
第8章 『ハウルの動く城』で哲学する
第9章 『崖の上のポニョ』で哲学する
第10章 『風立ちぬ』で哲学する

著者等紹介

小川仁志[オガワヒトシ]
1970年、京都府生まれ。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。哲学者。山口大学国際総合科学部准教授。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員などを歴任。商社マン、フリーター、公務員を経た異色の哲学者。商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は欧米の政治哲学及び公共哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

93
日本初のアニメ哲学と銘打っているが内容はありふれた考察本の様な一冊。あたかも著者がジブリ作品を研究する第一人者の様に前書きで書いてあったが、海外の日本文化の研究論文などでジブリが使われる事から果たしてそうなのか甚だ疑問である。内容も著者のイメージや思い込みが多く、軽く流し読む以上の内容では無かった。ジブリの名前を使って表紙買い、タイトル買いさせる典型としか言えない。2017/08/11

へくとぱすかる

85
ジブリアニメを題材にしただけではなく、哲学を本気で始めようという姿勢である。サブタイトルに「ヒント」とある通り、それぞれのアニメからヒントを得ようとする構成なので、深い追及は読者が読んだそのあとに任せられている。哲学とはどんなことをしたらいいのか、という点はさておき、各節のヒントが役に立つ。ただしこれは標語ではないことを肝に銘じる必要があるだろう。その前に書かれていた文章で書かれていた議論が哲学なので、ヒントだけ覚えておくのでは哲学をすることにはならない。これをきっかけに自分なりの哲学を始めてみよう。2022/05/17

ニッポニア

71
ジブリをモチーフにした哲学入門。深い作品群だからこそ、考察に耐える厚みがあります。実際に意味を込めているというよりは、作品を題材に考えてみましょう、というノリです。以下メモ。風とは生きるための媒介。人為的な過ちによる腐敗は正当化されることはない、腐敗とは生命の循環過程。「となり」とは何かが起こる可能性。旅立つ娘になぜラジオを渡したのか?風呂とは再生する場所。流れ星とは願いを託すもの。宮崎駿はあえてタバコのシーンを描く、タバコとはある人にとっての必要悪。あれ、だんだん当たり前のこと言っているだけのような。2023/10/14

K

45
金曜ロードショーで放送されていれば何度だって必ず観るジブリアニメ。そのジブリアニメで哲学するとは何ぞや?と思い手に取ってみると、「考察」というより「思考」の枠が広がったような気になる一冊。なぜアシタカは腕に呪いを受けたのか、哲学というより言葉の成り立ちからの気づきに納得させられた。ポルコ・ロッソはなぜ豚になったのか、トトロはなぜ傘を気に入ったのか。ジブリ好きならニヤリとしてしまうはず。2025/02/27

レモン

40
恐らく多くの人に誤解されているだろう本書。「はじめに」で一言説明されても良かったのに。哲学するとは基本的な物事の本質が何なのかを論理的に考えることであり、宮崎駿監督の想いを深掘りして解説する内容ではない。中でも面白かったのは「石」とは何か?の著者の答え。そんなことを考える人もいるのか、と自分との発想の違いにびっくり。日々忙しく過ごしていると哲学は高尚で余裕のある人の趣味と捉えてしまっていたが、立ち止まってじっくり考えてみるのも楽しそう。2023/08/05

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