出版社内容情報
あの国民的アニメを哲学すれば、現実世界の本質が見えてくる! 人気哲学者が、楽しみながら頭がよくなる「思考の新しい鍛え方」を紹介。
内容説明
トトロに会えるのはどんな人?なぜ千尋は神隠しにあったのか?「飛行石」とはなんだったのか?アシタカが腕に呪いをかけられた理由。なぜカオナシは千を欲しがったのか?カルシファーは悪魔?流れ星?『崖の上のポニョ』はハッピーエンドなのか?宮崎駿監督の10作品の主要なモチーフである「風」「森」「城」「海」などを哲学し、私達が生きる現実世界の本質を解き明かしていく。作品自体のメッセージに迫りつつ、思考の楽しみを教えてくれる新感覚の哲学入門書。文庫書き下ろし。
目次
第1章 『風の谷のナウシカ』で哲学する
第2章 『天空の城ラピュタ』で哲学する
第3章 『となりのトトロ』で哲学する
第4章 『魔女の宅急便』で哲学する
第5章 『紅の豚』で哲学する
第6章 『もののけ姫』で哲学する
第7章 『千と千尋の神隠し』で哲学する
第8章 『ハウルの動く城』で哲学する
第9章 『崖の上のポニョ』で哲学する
第10章 『風立ちぬ』で哲学する
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
1970年、京都府生まれ。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。哲学者。山口大学国際総合科学部准教授。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員などを歴任。商社マン、フリーター、公務員を経た異色の哲学者。商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は欧米の政治哲学及び公共哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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