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出版社内容情報
「ここに新たな怪獣の脅威が警告された。二次怪獣災害に注意しつつ、
油断すると新型ヒロインに心を奪われる」
―――金子修介(映画監督・平成『ガメラ』三部作)
怪獣学者の本多昭(ほんだあきら)は、“トウキョウ”と呼ばれる超巨大怪獣の死骸の、
解剖調査現場に呼ばれる――。
全長およそ210メートル、推定体重8.5万トンの巨大な検体。
そんなトウキョウの調査資料に目を通しながら、昭は「活動停止しているが… 本当に『死んでいる』のだろうか…」と疑念を抱く……。
超厚【232p】で描かれる、空想研究エンターテインメント!
◎同時発売
BEAM COMIX『解剖、幽霊、密室』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
85
漫画。(上巻)BW電子で購入▽大怪獣「トウキョウ」が東京に上陸し大災害を引き起こしてから11年後、被災した少女は成長して怪獣学者になる。本多昭(ほんだあきら)は恩師に見込まれ「トウキョウ」の解剖調査に向かう。瀬戸内海の大豆島(オオドシマ)に現れそのまま活動停止(死亡?)した「トウキョウ」は全長210m推定体重8.5万tで、有害物質と危険な寄生虫を発生させた。被災のトラウマに怯えながらも、昭は果敢に調査研究に向かう「未知を既知に変えることが防災に繋がるから」▽某怪獣の後始末映画より良作。2025.4刊2025/05/17
keroppi
60
死んだ怪獣を解剖するという話で、どこかで聞いたようなと思いながら読んだが、こっちは面白い。死んだ怪獣から寄生虫が出てきたり、二次怪獣が出てきたりと、死んでも恐怖の怪獣だ。さらに解剖の男だらけの現場で奮闘する主人公が魅力的。登場人物の名前も、怪獣映画が好きな人だと嬉しくなる名前ばかり。今後の展開が気になりながら、下巻へと進む。2025/04/14
Bugsy Malone
43
登場人物の名前にそそられ、しっかりとした設定に驚かされ、むむむ、これは面白いじゃないかと次巻へ!2025/04/23
にゃおこ
28
お気に様の読了コメントから手にとりました。 フレッシュな視点、ネームの面白さ、知的で静かなパッションを感じさせてくれる作品にお久しぶりに出会えました。2025/05/18
oldman獺祭魚翁
23
怪獣が普通に存在する社会で、現れた怪獣を解剖してそのエネルギーの源を研究するというお話。ヒロインが女性の生理問題や、男性主流の職場での問題に直面していくのは、この手のコミックでは珍しい気がする。頭部は真っ先にアメリカが持って行ったという言葉には、思わず吹き出した。いやしかしこれ場所は小豆島ですよねぇ……瀬戸内海の皆さんごめんなさいm(__)m……2025/05/31