PHP文庫<br> 人生を味わう古典落語の名文句

個数:
電子版価格
¥660
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

PHP文庫
人生を味わう古典落語の名文句

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 07時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569767178
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0176

出版社内容情報

古典落語の名台詞を軸に、噺の解説や時代背景、人生に活かす教訓までを解説。現代に置き換えた捉え方や新しい解釈は必読。

内容説明

落語の解釈は本来、聴き手にゆだねられるものだが、演者自身はどういう思いで語っているのか。あらすじとともに、演者目線の落語の見方や醍醐味を紹介。オチや名シーンで発せられる台詞を軸に、その噺の肝を独自に解釈し、わかりやすく説明する。芝浜、心眼、文七元結…よく知られる噺も「そんな見方があったのか」と新しい発見をして、さらに深く味わえる!文庫書き下ろし。

目次

第1章 しみじみ編(「よそう。また夢になるといけねえ」―芝浜;「治兵衛さん、ゆんべ眠れましたか?」―百年目 ほか)
第2章 すかっと編(「あたしゃ、鬼になるよ」―文七元結;「てめぇんとこのこんにゃく、十丁で幾らかって聞かれたから、高ぇとは思ったけど五百って言ったら、しみったれた野郎じゃねえか、三百に負けろってぇから、あかんべえをした」―こんにゃく問答 ほか)
第3章 ゆったり編(「大家といえば親も同様、店子といえば子も同様」―らくだ;「おとっつぁん、こんなにたくさんもらっていいの?あたい、お釣り、ないよ」―子別れ ほか)
第4章 じんわり編(「目が見えねぇてぇなあ、妙なもんだ。寝ている間はよーく見える」―心眼;「売る奴が利口で買う奴がばかなんだな」―かぼちゃ屋 ほか)
第5章 あざやか編(「俺は平気だったけど、石川五右衛門は、さぞ熱かったろうな」―強情灸;「さんまは目黒に限る」―目黒のさんま ほか)

著者等紹介

立川談慶[タテカワダンケイ]
1965年長野県上田市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、(株)ワコールに入社。3年間のサラリーマン経験を経て、91年、立川談志18番目の弟子として入門、前座名は「立川ワコール」。2000年に二つ目昇進を機に、「立川談慶」となる。05年、真打昇進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

38
重要箇所は明朝太。幸せとは見つけるものではなく、感じるもの(21頁)。「この世は誤解だらけだ。自分にとって都合のいい誤解と都合の悪い誤解な」とは談志もよく言っていた(40頁)という。世の中、勘違いの甚だしい奴の勝ちなんだよ(51頁)。勘違いとは他者からの雑音をシャットアウトし、自分のやりたい道を邁進する力(55頁)。最後に番狂わせを起こすのは、無欲で物に動じない奴だ(81頁)。子育てとはプログラムであり、両親をはじめ過去に繋がった方々へ感謝する再チャレンジ(135頁)。2018/01/31

Nazolove

21
この作者のこういう本を実は待っていた。 古典落語を聞くたびにこの噺ってこういうこと言いたかったのかな、なんて思いながら聞いていたが、やっぱり作者の違った目線からというのを読むと新しい発見があった。 あとところどころで作者の名言もあるので皆さん心にメモしていただきたいと思った。(特にお勧めなのは「男は過去を名前を付けて保存女は過去を上書き保存」) またこの本きっかけに聞いたことない話、遠慮していた話も聞いてみたいな、と思った。(若者なのでYoutube経由かもしれないが(笑))2017/08/25

かん

7
古典落語の話を見聞きすると「わかるわぁ~w」って話も案外多くて、現代でも通ずることが多いように思われる。落語の解説も分かりやすかったです。人間関係って今も昔もこれからも世界共通普遍的な業ってのがあるわけで。ややこしい世の中だからこそ「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」重要さを再認識しないといけないんだと思う。古典文学、古典芸能からこれからも色々学んでいきたい。2019/08/08

あおいだだんだん

4
落語のあらすじをサッとさらいつつ、印象的なセリフにフォーカスを当てて解説してくれるので、落語にちょっと興味がある程度のわたしにも面白く読めた。2017/08/09

kaz

3
タイトルどおり、古典落語に登場する名文句あるいは迷文句を、著者なりの解釈で咀嚼したもの。ピックアップされている演目はいずれもよく耳にするものばかりだが、鑑賞の仕方を改めて教えてもらってような気がする。立川談志の弟子としてのエピソードも満載。 2018/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12073863
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。