出版社内容情報
不平不満ばかり言う人、時間にルーズな人、自分で決められない人……。あなたを悩ませる“要注意人物”を上手に動かす心理術を大公開!
渋谷昌三[シブヤショウゾウ]
目白大学教授
内容説明
自己中心的な人、不機嫌をまき散らす人、「常識」が通じない人…。周りをイラッとさせる要注意人物たちにも、実は問題行動を起こす“彼らなりの理由”が必ずあります。本書は、人気の心理学者がタイプ別に“めんどくさい人”の心のメカニズムを解き明かすとともに、すぐに実践できる効果的な対処法をアドバイス。彼らをうまく動かす心理テクニックを身につけて、一枚上手の人になりましょう。
目次
第1章 自己中心的な人
第2章 無神経な人
第3章 不機嫌をまき散らす人
第4章 周囲をうんざりさせる人
第5章 他人の顔色をうかがいすぎる人
第6章 「常識」が通じない人
著者等紹介
渋谷昌三[シブヤショウゾウ]
1946年、神奈川県生まれ。学習院大学卒業、東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻。文学博士。山梨医科大学教授を経て、目白大学大学院心理学研究科・社会学部社会情報学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あゆみ
3
★★★★☆2017/04/13
148cm
2
◯人の話を聞かずに、自分のことばかりしゃべる人 ◯早口で言いたいことをまくしたてる人 ◯勘違い、物忘れがひどくて、何も任せられない人 ◯やたら大声で話す人 ◯遠回しな自慢が多くて、鬱陶しい人 ◯相手によって、あからさまに態度を変える人…… 「そうそう、いるね 私のまわりにもこんな人」思いながら読んだけど、そういう自分だって、時と場合によっては誰かにとって「めんどくさい人」になっていると思う。 ◯失礼なことを平気で言っちゃう人 ◯いつもひと言多い、皮肉屋な人 あたりは、自覚症状も? 2017/12/30
蒼姫
2
職場の人たちにあてはまる人が多くてクスクス笑いながら読みました。っていうかこれだけいろんなめんどくさいパターンがあるとどれか一つは自分に当てはまると思います。ちなみに私は「『スゴイ』を連発して自分をアピールする子どもなのでまわりの人は大人な対応をして温かく見守って下さい。」だそうですw2017/09/15
ネリネ
1
社会に出ると、厄介な言動の人は避けられません。 いちいちイヤミを言う人、自分の意見がない人、過去の話ばかりする人。 「いるいる、こういう人!」と頷いてしまった本書です。 それぞれの対処法まで書かれているので、「今度試してみよう…」と各ページに付箋を貼りつつ読了しました。2025/07/02
ゆう
1
色んなパターンの面倒臭い人&その人への対処法が紹介されているが、対応策を知ると共に『自分もこの中のどこかに位置している』ということを忘れてはいけない気がした。 この本に書いてあることを全てこなせる人など何処にもいないというか...それはむしろ逆に『自分』というものを持っていないのではないかとすら思う。 こういう本は、現実で人間関係に悩んでいる(もしくは疲れている)人が読みそうだが、人は誰しも面倒くさいものであり、自分と他人は違うという根本的意識が根付いてなければもっとメンタル崩れそうな本だなぁと思う。2025/04/06