PHP文芸文庫<br> いつか来た町

電子版価格
¥660
  • 電書あり

PHP文芸文庫
いつか来た町

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569766959
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

訪れた町の風の香り、目にとまった風景、聞こえてきた会話、口にした味……、第一線で活躍する歌人が感性豊かに綴った随想集。

東直子[ヒガシナオコ]
歌人、作家

内容説明

雨に濡れた町は、すべてが目に色濃く、音は少しくぐもって聞こえる―。頬に感じた風の香り、あの日のカルピスの味、指先に触れた黒白の鍵盤の温度…。歌壇を牽引し、心の琴線にふれる言葉を紡いできた著者が、二十五の町の表情を五感でつづる。瑞々しい感性で掬い取られた何気ない日常の風景やワン・シーンが、あたたかく、せつなく、時に妖しく映る。あなたを愛おしい気持ちに包み込んでくれる珠玉の一冊。

目次

連弾
木霊
流転
鎮座
狼煙
曲折
面影
光景
明暗
喃喃〔ほか〕

著者等紹介

東直子[ヒガシナオコ]
広島県生まれ。1996年、「草かんむりの訪問者」にて第7回歌壇賞、2016年、『いとの森の家』にて第31回坪田譲治文学賞受賞。歌集、小説、エッセイ集など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。