講談社ノベルス 天球儀白話 フェンネル大陸 外伝

著者名：高里椎奈【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784061827417

内容説明

祖国を追われ、大陸を駆け抜けた元王女フェンと、旅路の途中で出会った、愛すべき人々。本編では語られなかったそれぞれの物語を、鮮やかに描き出した全１１編を収録！　元王女フェンと仲間たちの今明かされる“物語”とは？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たるき( ´ ▽ ` )ﾉ]

再読なんだけど、前回の自分の感想を見てびっくり。この外伝のおかげで、本編に更に厚みが増しているのに『かえってわかりにくい』だなんて・・・。どのお話も読む価値あり！登場人物の別の顔を知ることができて、とても嬉しかった(*´꒳`*)最後まで感動をありがとう！！

2019/03/09

[秋製]

フェンネル大陸シリーズでは語られなかった物語。短編集。あとがきに其々の物語が属した本が書かれており、これはあの時の・・。と記憶を呼び覚ますのに役立ち助かりました。このシリーズは長く、内容を忘れてしまった所があったので（苦笑）　このシリーズを読んで、まだこの話を読んでいない方に薦めたい本でした。

2013/05/22

[たるき( ´ ▽ ` )ﾉ]

再読。大満足！！小説の中の登場人物たちの語られなかったあれこれが詰め込まれている。モヤモヤしていたことも、これを読んで納得🎶ああ、また何年かしたら読み返そう(*´꒳`*)

2024/06/26

[藤月はな（灯れ松明の火）]

フェンネル大陸の登場人物たちのスピンオフ。「星々の夜明け」でサチが呟いていたあの名前の意味が切なすぎますが彼女の望みどうりにしたのはサチらしいと思います。アスターがなぜ、勇者になろうとしたのかという理由もパラが王位を下った本当の理由も分かると遣る瀬無くも彼らなりに道を歩む姿はほっとできます。騎士団長と双貴姫の話に思わず、ニヤニヤしてしまいました。シルフィードはある意味、鈍いからな～（笑）そしてノエルとエリウッドの会話で勝手に妄想し、勘違いするアシュレイが可笑しすぎます（笑）

2011/10/04

[ひめありす＠灯れ松明の火]

フェンが一人じゃなくなってよかった。戸惑った顔で武器に縋りついていた彼女が、武器を捨てて笑顔になって。そして今はみんなと一緒で。良かったね。お帰りなさい。待ってたよ。そして行ってらっしゃい。私も笑顔で、見送ります。

2010/10/21