出版社内容情報
この書き出し、語り出しなら、もうスルーされない! ベストセラー連発のコピーライターが「今日から結果を出す」ための“一行術”を伝授。
内容説明
いまの時代にこそ、求められる力―それは「1行でツカむ」こと。ネット社会となり、文章によるコミュニケーションが圧倒的に増え、言葉が氾濫している。だから、最初の1行で心をキャッチしないと、相手には何も伝わらない。本書は、人気コピーライターが、たった1行でツカむための基本ルールを、誰でも使えるように39ポイントで伝授。この一冊で、あなたも「伝わる人」になれる!
目次
第1章 「1行でツカむ」ための大前提
第2章 言い切る
第3章 問いかける
第4章 数字を使う
第5章 語呂をよくする
第6章 比喩や名言を使う
第7章 言葉の使い方を工夫する
第8章 造語
第9章 ストーリーを喚起させる
著者等紹介
川上徹也[カワカミテツヤ]
コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。50社以上の企業の広告制作や各種プロジェクトに携わる。東京コピーライターズクラブ新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴は15回以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おつまみ
55
何事もシンプルなんだけど、そこに至るためには同大な経験や知識、ノウハウが必要なんだと分かった。シンプル大事。2019/10/10
Book Lover Mr.Garakuta
8
情報伝達(消費者の心を掴む方法)の効率的な方法の解説書。2019/04/30
水月
8
人の心に訴えるコピーのつくり方の法則本。慣れるまでは、この中からまねして作るのが手っ取り早いかも。特に、自分に才能がないと感じる人ほど素直に秀作を作れそうです。もちろん、法則がわかったからといって、細部は自分自身で組み合わせられないといけない。例えば、「自分に関係がある」と思わせるコピーを作れと言われても、届けたい相手と伝えたい内容がマッチしなければ、意味は生じない。しかし、それがはっきりしていれば、かなり効率よく作れそう。2017/11/23
はぎはぎ
6
伝えるためにはまず興味を持ってもらうことが必要である。本書は、そのためのコツが満載である。筆者のコピーライターとしての経験から39のポイントが抽出されている。豊富な事例を分類しただけかと思いきや、心理学の概念等も織り交ぜながら、なぜそれが人々に刺さるのかを説明しているのがよい。もちろん、最後まで読んでもらえるかとか、商品を買ってもらえるかというのは内容に依存するところが大きいのだけれども、前提として振り向いてもらうというのは確かに大事だよなあ。本書のタイトルもまた、1行でツカむようなインパクトがある。2021/08/21
ちーくん
4
人を惹きつける文章として例がとても豊富に載っていて、「言葉の力」を改めて強く感じました。同じことを言っていても、言い回しで受ける印象はガラリと変わりますよね、、。紹介例の中でもやっぱり一番は、伝説のコピーライター「ジョンケープルズ」の音楽学校の通信講座の広告。【私がピアノの前に座るとみんなが笑いました。でも弾き始めると…!】やっぱり、「場面を想像させる」書き方が良いんですね!2019/08/29
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- 和書
- 影法師 講談社文庫