出版社内容情報
宇宙はどのように誕生した? 地球外生命体の可能性は?――宇宙物理学の第一人者が、最新の研究成果をもとに宇宙の謎をやさしく解説
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
理学博士、東京大学名誉教授
内容説明
100年前にアインシュタインによって予言された重力波が、2016年に直接観測された。天文学のめざましい進歩は、神秘のベールに包まれた宇宙の謎を次々と解きつつあるのだ!本書は、宇宙論の第一人者である佐藤先生が、太陽系や星のなりたちといった基本から、ビッグバン理論やインフレーション理論などの最新宇宙論までを図解付きでやさしく説明。宇宙研究の最前線を手軽に体感できる一冊。
目次
1章 重力波が切り拓く新たな天文学(世紀の大発見・重力波がついに見つかった!;「すばる」からTMTへ;電波で宇宙を観測する;宇宙を見るさまざまな「眼」)
2章 母なる太陽と地球の兄弟たち(太陽系と太陽;太陽系の兄弟たち)
3章 星の誕生から死まで(星の一生;星に関する知識あれこれ;「第二の地球」を求めて)
4章 銀河を超えて宇宙の彼方へ(私たちの銀河・天の川銀河;宇宙の中での銀河の分布)
5章 宇宙の過去の姿が見えてくる(膨張する宇宙の姿を想像してみよう;ビッグバン宇宙の歴史を探る;天文学と宇宙論のこれから)
著者等紹介
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
1945年、香川県生まれ。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学名誉教授。現在、日本学術振興会学術システム研究センター所長、日本学士院会員、明星大学理工学部客員教授。専攻は宇宙論・宇宙物理学。「インフレーション理論」をアメリカのグースと独立に提唱、国際天文学連合宇宙論委員会委員長を務めるなど、その功績は世界的に広く知られる。2002年、紫綬褒章受章。2010年、日本学士院賞受賞。2014年、文化功労者として顕彰される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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