PHP文庫<br> 太平洋戦争を読み直す

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PHP文庫
太平洋戦争を読み直す

  • 保阪 正康【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 455p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569766553
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0130

出版社内容情報

遠ざかりゆく太平洋戦争の記憶――。多くの戦争当事者へのインタビューを続けてきた著者による、今こそ見つめ直したい珠玉の評論集。

保阪正康[ホサカマサヤス]
昭和史研究家、評論家、ノンフィクション作家

内容説明

戦後70年以上を経て、遠ざかりゆく太平洋戦争の記憶―。本書は、昭和史研究の第一人者である著者が、“あの戦争”を見つめ直すのに有益な26のヒントを提示した珠玉の評論集。戦記から人物・組織論、開戦にいたる政治史、戦後処理まで、昭和史の真実がここにある。戦後という時代の“新たな転換点”にある今こそ、日本人が真剣に再考すべき歴史の教訓とは?

目次

第1部 遠ざかりゆく太平洋戦争(「自虐史観」と言われた私;私が会った「昭和史の証人」秘録;「昭和史の真実」の断片を求めて ほか)
第2部 太平洋戦争をめぐる五つの人物論(山本五十六愚将論を考える;阿南惟幾自決の真相―二・二六と聖断;エリート軍人・四王天延孝はなぜ陸軍の指導者たり得なかったか ほか)
第3部 ドキュメント・太平洋戦争(高橋是清の矜持;虚構の疑獄「帝人事件」とは何だったのか;満州事変と満州国 ほか)

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年12月、札幌市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。評論家、ノンフィクション作家。出版社勤務を経て著述活動に入る。主に近代史(特に昭和史)の事件、事象、人物に題材を求め、延べ4000人の人々に聞き書きを行い、ノンフィクション、評論、評伝などの作品のほか、社会的観点からの医学、医療に関する作品を発表している。現在、個人誌『昭和史講座』を主宰。2004年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

22
○各テーマに一貫性がないところもありますが、著者の言いたいことがよく伝わります。そうなのかなあと疑問に思うところもありますが、そうだろうと思うところも多々あります。大本営発表を粉飾して国民を虚構空間に閉じ込めたのは主に新聞の役割というのはその通りだと思います。瀬島龍三や高橋是清の話も面白かったです。2021/08/16

ヴァン

13
著者が個別に発表したものをまとめたもの。登場する軍人や政治家がかかわった、そのときのエピソードが時代背景のなかでわかりやすく書かれている。日露戦争から太平洋戦争に時代が移るなかで、戦争の形態も変質してしまったとの印象を持った。またジャーナリズムの責任も感じた。2017/08/21

田園の風

10
日露戦争の勝利は日本人を全く別な人種に変えたとある。日本は、第一次大戦で青島、南洋諸島を獲得し、対華二十一か条を要求し中国の属国化を図る。その日本をアメリカは警戒する。世界的な軍縮化の中で、日本は満州事変を起こし国際連盟を脱退する。日中戦争は泥沼化し、中国の背後にいるアメリカとの関係は更に悪化し太平洋戦争発端の最大要因なる。ドイツ優位のヨーロッパ戦線で連合国を支援したかったアメリカは参戦理由を日本に求めた。それが真珠湾攻撃だった。ルーズベルトは日本の動きを知っており、それを待っていたのだ。2018/01/09

Eiki Natori

4
当事者への取材や資料を掘り下げることを徹底しているため、他の歴史書に比べて、臨場感を感じることができる。 東条英樹の記述については、安倍晋三と類似点を感じることができる。 瀬島隆三、山本五十六、石原莞爾などの人間像もなんとなくではあるが見えてくる。 後藤田正晴が「俺を知りたければ保坂の本を読め」と言っていたらしいが、人物像を浮き彫りにしてくれる本である。 この人の本を自虐史観云々を言う人が多いみたいだけど、それは、その時代を生きた人の声への冒とくでは無いかと思う。 2017/04/21

踊りガエル

3
様々な雑誌に掲載された小論文を集めた一冊。テーマが一様でないので、やや読みにくい。 士官学校や陸大の成績が最優先された人事システムが元凶との主張もあったが、それは米国でも大差は無い。 真の問題点は、劣勢を認識した後の検証と対処の仕方。米国は敗軍の将は更迭され、適正があると見なされれば若い将官を昇格させている。勝利を目指すことにためらいがない。 一方我が国の場合、著者が厳しく指弾した瀬島龍三のような、勝てない参謀の跋扈を放置し、劣勢や敗北に対する検証がなされず、適切に対処されていない。 2019/11/10

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