PHP文庫<br> 最終解答 日本近現代史―幕末から平成までの歴史論争を一刀両断

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PHP文庫
最終解答 日本近現代史―幕末から平成までの歴史論争を一刀両断

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  • サイズ 文庫判/ページ数 329p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569765358
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0121

出版社内容情報

日本の近現代史ほど、評価が真っ二つに分かれる時代はない。明治維新から太平洋戦争、現代に至る“歴史論争”への最終解答が明らかに!

八幡和郎[ヤワタカズオ]
作家、評論家、徳島文理大学大学院教授

内容説明

「日本は良い国?ダメな国?」―それすらも答えに自信が持てず、漂流しつつある21世紀の私たち。こういう時にこそ、今に直結する近現代史の正しい流れをつかむことが重要だ。本書は、古今東西の歴史に通じる著者が、幕末の動乱や太平洋戦争、戦後レジームなど、評価が真っ二つに割れがちな歴史論争に大胆な“最終解答”を示す。誇らしい未来に続く“日本の指針”がここにある。文庫書き下ろし。

目次

序章 日本は本当に素晴らしい国か?ダメな国か?
第1章 アヘン戦争が日本人を鎖国から目覚めさせた
第2章 坂本龍馬の眼で幕末・維新を描く
第3章 和魂洋才でなく文明開化こそ近代日本の原点
第4章 明治体制の国際性と民権派のガラパゴス思考
第5章 世界史を日清・日露戦争の勝利が変えた
第6章 太平洋戦争は誰がいつどうしたら避けられた
第7章 戦後レジームを保守でも自虐でもないリベラル史観で読み解く

著者等紹介

八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。フランスの国立行政学院(ENA)留学。大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任後、現在、徳島文理大学大学院教授をつとめるほか、作家、評論家としてテレビなどでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

7
人間とはワガママなもので、自信なさげに語られたりごまかそうとしていると感じると、その人や主張を信じ切れない反面、自信たっぷりに断言されると「ホントに?」と疑ってかかってしまう(苦笑)本書はまさにその典型、“結論”と言われてしまい、解明されたと見なせないんだよなあ。ただ、根拠(史料)が不明にも関わらず正史扱いされている所に関しては、思い込みを捨てなきゃいけないという観点は心しなきゃいけない。それにしても、明治以降の日本、しっかりとした史料残ってると思いきや、案外掘り下げられていないんだな、一番の驚きかも。2016/10/21

入江・ろばーと

0
旧幕側を悪し様に言ってるのが気になって仕方ない。2017/08/09

Manabu Matsuo

0
記紀が大切、アタリマエを分からせてくれた。2017/03/07

Ryoichi Ito

0
異論・俗論を次々となぎ倒す。面白い。例えば,「鳩山家というのは近代日本の政治においてまことに疫病神だと思います」として,初代の和夫,2代目一郎,3代目威一郎,4代目由紀夫の「悪事」を糾弾する。特に,2代目一郎は「憲政の常道」を破壊した元凶だという。2017/01/12

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