出版社内容情報
日本の近現代史ほど、評価が真っ二つに分かれる時代はない。明治維新から太平洋戦争、現代に至る“歴史論争”への最終解答が明らかに!
八幡和郎[ヤワタカズオ]
作家、評論家、徳島文理大学大学院教授
内容説明
「日本は良い国?ダメな国?」―それすらも答えに自信が持てず、漂流しつつある21世紀の私たち。こういう時にこそ、今に直結する近現代史の正しい流れをつかむことが重要だ。本書は、古今東西の歴史に通じる著者が、幕末の動乱や太平洋戦争、戦後レジームなど、評価が真っ二つに割れがちな歴史論争に大胆な“最終解答”を示す。誇らしい未来に続く“日本の指針”がここにある。文庫書き下ろし。
目次
序章 日本は本当に素晴らしい国か?ダメな国か?
第1章 アヘン戦争が日本人を鎖国から目覚めさせた
第2章 坂本龍馬の眼で幕末・維新を描く
第3章 和魂洋才でなく文明開化こそ近代日本の原点
第4章 明治体制の国際性と民権派のガラパゴス思考
第5章 世界史を日清・日露戦争の勝利が変えた
第6章 太平洋戦争は誰がいつどうしたら避けられた
第7章 戦後レジームを保守でも自虐でもないリベラル史観で読み解く
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。フランスの国立行政学院(ENA)留学。大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任後、現在、徳島文理大学大学院教授をつとめるほか、作家、評論家としてテレビなどでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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