出版社内容情報
凛花が京都市役所を退職!? 心霊相談課（通称GPS）が今度は沖縄に!? 恋も恐怖もパワーアップした人気シリーズ第3弾。書き下ろし。
【著者紹介】
作家
内容説明
一年前、ぼくは殺された―幽霊となった森下均は、連続殺人犯を追って沖縄へ。一方、凛花は京都市役所を辞め、恋人とともに那覇を訪れるが、結婚をすべきか決断しきれずにいる。そんな中、鎌倉で出会った鬼を見ることができる少女・暁奈々を見かけた凛花は、心霊相談課（通称ＧＰＳ）の元同僚、大吉を呼び出す。さらに鎌倉での事件の黒幕・笛吹玄心も沖縄にいるとわかり…。ＧＰＳシリーズ第３弾。
著者等紹介
木下半太［キノシタハンタ］
１９７４年、大阪府生まれ。映画専門学校中退後、脚本家、俳優として活動を始める。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。２００６年に『悪夢のエレベーター』で作家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あゆみ
16
★★★★☆ サクッと読める。連続殺人鬼に殺されたサッカー少年視点で話が進むのと同時進行で笛吹玄心も登場。椿刑事と部下3人、クズ人間と思ってたら騙された。出来事に対する説明が少ない、話の方向性が見えないと毎回思う。あれはどうなったのか、こういうこと？とグルグル考えながら続きが気になる！2016/02/03
シアン
11
GPSシリーズ第3弾。前作までは、何かしら１つの事件が解決するのだが、本作はまだ助走といった感じ。1作目から続く大きな事件は新たな展開を迎えたけれど、ドラマよろしく、いいところでつづく、になってしまった。2016/03/24
だにぃ
8
シリーズ物の第３段。沖縄関係ないじゃん。漫画読んでるようにさらさらっと読めました。2ヶ月単位で発行のようなので次は3月かな、というよりいつまで続くんだろう？？2016/01/11
はる
6
今回の舞台は沖縄。凛花が長坂と結婚後に、沖縄に住むための準備でやってきた。そこで、鎌倉事件の時に出会った奈々を見つける。が、奈々は凛花の事を覚えておらず、玄心に引き合わせようとする。 今回は、椿刑事の回。ストーリーのほとんどが、椿とその部下達とのお馬鹿会話で盛り上がる。 それにしても、ストーリーが散らかりすぎ。チョット微妙な感じになってきた。場面場面の会話は面白いのに、主軸のストーリーが面白くないのが残念。2017/05/30
らんまる
5
GPSシリーズ第三弾。今回のステージは沖縄。幽霊の告白という題名の通り、告白なんですが、サクッと読めるエンターテイメント作品の中にも、木下半太さん作品ならではの、ちょっとしたドンデン返し的な要素もありで、面白いまま終われた。少年から話がスタートしていつもの大吉達が出てくるが、途中から何で刑事たちのコントみたいな会話三昧に？というあれ？っていう時間帯に突入するが、ラストでしっくり。謎がまだまだ多い中次作が楽しみ。2016/03/04
